Wikipediaによると、臨死体験は
1. 死の宣告が聞こえる
2. 心の安らぎと静けさ
3. 耳障りな音
4. 暗いトンネル
5. 物理的肉体を離れる
6. 他者との出会い
7. 光の生命
8. 境界あるいは限界
9. 蘇生
の9つの段階があるらしい。私自身の体験としては、もう20年も前の話ですが、割とちゃんと覚えています。こんな感じ。
1. 死の宣告が聞こえる => 宣告ではなく自覚だった
2. 心の安らぎと静けさ => ぼーっとしていたような気もするが、確かに不安はなく、淡々とした感じ?
3. 耳障りな音 => これはなかった
4. 暗いトンネル => これもなかった(一瞬はあったかも・・)
5. 物理的肉体を離れる => 浮遊して上昇。聴覚は効いてないけど、視覚はある。最初は天井の仏画を見て、その後離脱、周りの人(数名)が集まってくるのが見え、視野を上に変え上昇。その次にライフレビューで、そして空間を雲の方(もちろん見えている)に向かって(ふわふわと)上昇って感じだったかな。
6. 他者との出会い => 他人にあった記憶はない
7. 光の生命 => 上昇した先に雲が垂れ込めており(天井)、一部が光り輝いており、そこに向かった。wikipediaによると日本人は「ただの光」と認識するらしいが、私はそこは「目的地」だと認識していて、何かすばらしいことが起こる予感で「いよいよ!」という感じがしてた。
なお、ライフレビューはあった。赤い房の付いたフレームの中にそれまでの人生映像が流れていた。
それを淡々と見ている感じがあった。感情の動きはなかったと思う。「淡々と」眺める感じ。
8. 境界あるいは限界 => 雲が境界だったと認識している
9. 蘇生 => 「もうちょっとで光に届く」という所で、後ろにぐっと引き戻される感覚の直後目が覚める
「何かいいことが起こる」みたいな感じがあったので、光に届きたい、という欲求もあり、従って引き戻されたと時は、「ええー?何で-?」って感じだった。特に「まだおまえの来るところではない」と言われた訳ではないと思うのだが・・・
という感じですか。残念ながら(?)、境界で引き返して目が覚めたので、「その先」には行ってません。心肺停止した訳じゃなくて、高山病で息が切れ切れだっただけで死んだ訳じゃなかったからかな。周囲の人(多くの旅行者が相部屋になる形式(ドミトリー)でした)は、「やばいぞ、こいつは」とか話してたらしいですが。熱海の捜査官に出てきた少女達は病室で「キレイだったね」とか言ってたので、「その先」に行ってみたのでしょうか。
以前、タクシーに乗ったら唐突に運転手さんに「死後の世界って信じますか?」と聞かれて驚いた事がある。なんだかオーラがあって、それで確信したので聞いたそうだ。つい上の臨死体験(もどきかも知れないが)の話をして、「雲の向こうは何だったんでしょうねぇ?」と何気なく聞いたら「その雲の先は、すばらしい世界なんですよ」と言ってた。どんな世界なんだぁ・・・・。ちなみに運転手さんは「もどき」ではないと太鼓判を押してくれました。
ちなみにWikipediaには、臨死体験者に起こる(心理的)変化についても書かれている。これにはかなり同意できる。うーん、不思議やなぁ。
なお、血中の二酸化炭素濃度が高いと臨死体験を得やすいという説もある。
No comments:
Post a Comment