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Tuesday, August 9, 2011

近い未来

Xoomを買ってから、「コンピュータの未来」をいろいろ考えるようになった。あまり先のことまで見通す知見はないけれど、それでも「数年先」には、劇的に個人の情報環境が変わることが予想できるよね。

1. 全てが持ち運べる
今の「スマフォ」ってコンピュータそのものだと思うが、その能力は侮れない。まだ「メインコンピュータ」で使う力はないが、数年先にはわからない。今のパソコンに代わる「携帯情報ターミナル」として機能するだろう。だとしたら、もう「個人のパソコン」は不要ではないか。「ハイエンドのスマフォ」がパソコンに取って代わるだろう。しかし、それは「スマフォ」ではないかもしれない。「タブレットPC」の可能性もある。が、いずれにしても、「仕事で使うには十分」のスマフォやタブレットが出現し、今で言う「シン・クライアント」のような形で業務に提供され、今で言う「パソコン」はだんだんとなくなっていくだろう。

2. Wi-Fiが普及
NTTコミュニケーションズのHotspotのようなサービスが、今更脚光。3G携帯の普及で一旦その役を終えたかに見えたWi-Fiだが、3Gでは帯域の問題を解決できないようで、再びWi-Fiに。最近のAndroidタブレットも有線LANはなく、いきなりWi-Fiだし、Wi-Fiが「今更ブレーク」するだろう。
タリーズやドトール、エクセシオール、サンマルク、スターバックスなどのコーヒー店と、ビジネスホテルはWi-Fi必須となるだろう。

3. 新サービスとして
ホテルなどではWi-Fiに加えて「ディスプレイ、キーボード、マウス」装備の部屋がでるだろう。何しろ本体は持ち運べる訳で、周辺機器まで持ち歩く道理もなく、「小さいデバイス(スマフォかタブレット)一つ」持って歩けばよい,という時代になる。コーヒーショップにもそういうコーナーができるかな。

4. 「パソコン」は定義が代わる
私のようにMS-DOS/V、Windows 3.1からのパソコンは、キーボードレスのタブレットと共に時代が変わる。Androidタブレットは「パソコンのようでパソコンではない」。あくまでもターミナルなのだ。新入社員の頃「ダム端」と呼ばれるメインフレームの端末をいじっていた、まさにあのイメージが「GUI」になった感じ。Googleの出すサービスはまさにネットにつながってないと意味ない、って所でまさに「ダム端」・・・・。中途半端なネット世代よりもむしろ適用しやすかったりして・・・。

5. 代わらないのは「労働法」?
テクノロジーの進化で、人は多様な働き方を選べるようになった。でも、「働く」事を決める法律は、パソコン登場時代以前のまま・・・・。それもあるけど、そもそも「多様な働き方を選べる」人は、一人前に仕事ができる人な訳です。自分で仕事のコントロールができる。同じ社員でも、それができない人、と明確に区別しないといけない時代になってきた、と思います。できない人は、今まで通り会社に来て働くしかないんですが、「誰が面倒見るの」という課題は残るわけですから。

いずれにしても「夢想」の類ですが、当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・。


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