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Wednesday, April 3, 2013

非正規社員の皆さん

安倍政権になりました。「どうせ何も変わらないだろう」と思う前に、投票について考えて、ぜひ投票に行くべきだと思います。そして、社員になる事です。

皆さんは、会社の「従業員」に過ぎませんが、従業員にはなぜ「正規」「非正規」があるか考えてみましたか?。どちらにしても従業員なのに、なぜ「正規」「非正規」を分類する必要があるのでしょうか。あちこちで頑張って「正社員を目指せ」と言われ、自分自身も「正社員が安泰でいいなぁ」と見えているかも知れません。でもね、ちょっと考え方を変えてみた方がよいのではないかと思うのです。

企業は、その活動の必要に応じて「従業員」を雇用します。これには正規も非正規もありません。人手がいるから雇うのです。企業っても「商売」ですから、いいときも悪いときもあります。悪いときには人手は不要です。この時は残念ながら暇を出さざるを得ない。ま、リストラです。

さて、日本の労働法では社員は簡単にリストラできません。「このままだと倒産です」という状況になるまで解雇するな、と言っています。解雇できなければ、会社は賃金を払い続けなければなりません。それは困ります。そこで抜け穴として「パート」とか「派遣」を使うわけです。パートや派遣は、臨時雇用なので「悪いとき」に暇を出してもよい、という事な訳です。

簡単に言えば、「社員」の雇用や賃金を守るために、パートや派遣がある、と言っても過言ではありません。高度成長期のように、5年計画とか10年計画で会社が動いている時代は、それでもまだよかった。設備投資をして工場を作って、人を雇って、とやるので、長期にわたって安定雇用が見込めたからです。その時代は、会社は正社員の雇用をある程度保証した上で、パートや非正規社員も安定して勤めることが出来た。
でも、今は違います。企業はグローバル・レベルでの競争を余儀なくされており、長期的な見通しは持ちにくいのが現実です。つまり人手の必要性は大きく変動しやすくなった。ところが正社員は従来の法律で守られていますから、非正規従業員に手を付けざるを得ない。どうなるか、というと、非正規社員にその変化のしわ寄せがやってきている、という事と、また、会社全体として変化に対応しやすくするために非正規を増やす、という手を打った(打つように追い込まれた)。

テレビに出ている経済の専門家の中には、「企業が賃金を増やさないから悪い」「正規雇用しないから悪い」と言っている人が結構いますが、「おまえバカ?」と思います。一旦正社員で雇用したら65歳まで雇用しろ、という法律があり、デキが悪いから解雇しようとしたら「不当解雇」などと訴えられるんですから、正社員雇用なんてしたくなくなるに決まっています。貯金をつぎ込んで自腹で人を雇って見ろ、って思います。人を雇うってのがいかに大変な事か知らないし、経験もない人が言っても全然響かないですね。

さて、企業はその事業の必然性から人件費は極力変動費で扱いたいわけですが、法律は固定費で取っておくことを要求している。そのしわ寄せ要員として非正規社員があって、その割合が増えている、という事です。ですから、企業に「非正規の雇用の安定」を求めても無駄ですよ。もともと調整要員なのですから。抜け穴使って調整できるようにするしかなくなるだけです。でないと雇用する側の企業がやっていられない。

じゃ、どうするか、というとやっぱり「正社員の既得権益」にメスを入れざるを得ないわね。正社員を解雇しやすくすると、企業側のリスクが減りますから、正社員の椅子が増えます。「正社員」というだけで仕事の出来ない人を守るための法律を変えて、能力ある人がふさわしいポジションに付けるように(もちろン、その代わり、正社員=安泰ではなくなりますが)するわけです。

ですから、非正規の皆さんは、解雇規制を緩和する、と主張する候補者に投票すべきです。あなたの雇用を、今よりもよくするため、に。


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