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Saturday, January 18, 2014

FaceBookとLINEと子供

スマートフォンとパソコンと中学生、シリーズ
子供のネット環境の最後の関門は、LINEです。

LINEには、「電話番号による認証」と「Facebookによる認証」がありますが、電話番号を登録するのはイヤなので、Facebook認証にします。

ということは、「まずFacebookに登録」しなければならない、ということですね。
しかしながら、Facebookに登録して「お友達と繋がる」趣味はありません(何が嬉しくて流行っているのか全く謎です)から、できるだけ誰にも知らせずに登録したいです。

Facebookには「プライバシー設定」というのがあり、自分の投稿の公開範囲や、「誰から検索できるか」「誰から連絡を受け取れるか」という設定をすることができます。これを限定することで、プライバシーを守る訳ですね。一応「友達」だけはOKにしました。「友達」はいませんがw。
それにしても、登録するとFacebook画面から「もしかしてお友達?」と繋がるように推奨してきますが(余計なお世話)、知り合いばかり表示されるので、その辺の推測は凄いな・・と思います。どうやってリアルの繋がりを推測しているんだろう?

LINEに、Facebookで登録したアカウントを使ってログインをして初期登録を済ませる場合、電話番号がいらないので、それはいいですね。
(電話番号はSMSを受け取れる電話番号であればよい、という事なので、SkypeのオプションサービスやらHeyWireなどのサービスを使って一時的な電話番号を使う手もありますが・・その電話番号・・が他人に使われると、情報がそっちへ流れる懸念もあるらしく、見送ることにしました。

実際のプライバシーに関する設定は、
ここここここ
あたりに詳しく書かれており、そちらを参考に設定します。
LINEはデフォルトでは、「他人の電話帳の中身を見て人と人とつなぎ合わせる」というかなりの荒技をやるようですし、他人から簡単にIDを検索されて見つけられる、という、ちょっとリアルの世界では常識的に危険な香りがぷんぷんする事をやるので、怖いサービス、というイメージが強いです。だからなぜ「ライン」が「流行る」のか全然わからないのですが、多分、リスクがよくわからないまま「便利だから」使っている人が大多数なのだろうと推測しています。
ちなみに、LINE自身がトラブルを避けるために、「安全な設定」を呼びかけているらしいのですが・・・ちょっと不思議というか、「はあ?」と思うところがあります。デフォルト値は変えずに、「呼びかけ」して効果がどのくらいあるのか・・。結局、「何も知らない人はデフォルトで使って、じゃんじゃん繋がってください」という事ね、と思います。まぁ、人の「繋がり」を支配することを商売にするわけですから、繋がって頂かないと商売にならないのかも知れませんが、企業の姿勢としていかがなモノかな、とは思いますね。 とは言え、それで尚、子供に許可することを考えざるを得ないというのは悲しいモノがあります。実際、子供の世界ではラインのアカウントを持ってないと「不便」という現実が作られつつあるのですから。(そういう意味だと、今まで単なるチャットサービスだったGoogleTalkが、Google Hangoutsに統合されましたが、そっちも注意しないと・・)

この辺りで、「子供本人の個人情報」が拡散していくことについては歯止めがかかるとは思います。が、ライン上のいじめなど、既にグループになっている人達の中の問題はこれではどうしようもなく、また、プライベートの拡散も「一定の歯止め」の役割しか負えません。自分の子供の設定を守っても、子供の「友達」の設定まではどうにもコントロールが出来ないからです。やはり、Twitterならフォローするなり、Amebaならアメンバーになっておくなり、と同様、せめて中高生の間くらいは、ラインの「友達」にはなって動向を見れるようにして置く必要はあるのと、監査権(時々設定をチェックする権利)を持っておく必要はありますね。

いずれにしても、「子供のアカウントをどういう設定にするか」という意味では、この辺で研究は一旦完了でしょうかね。

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