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Sunday, May 6, 2018

移民反対の声が多いけれど、移民しか選択肢ないのか?

経済評論家の方々が経済を論じる中に「移民」のトピックもよく話題に出る。これは労働力不足から「外国人労働力」の文脈で出てくるのだが・・。なぜいきなり「移民」なのか?。
  • 移民・・日本に帰化する、または永住権を取得して移住、子孫は日本人になる
なんだが、ビザには滞在期間を限定した労働ビザというのも存在する。そちらはなぜか話題に上らず、移民を受け入れるかどうか、という話に飛躍している。労働力不足、というよりも、人口減少を補う手段として捉えているからだろうか。しかし、そもそも人口減少して困るのは、納税や社会保障の支え手が減る、という事だろうから、移民でなくても良いのでは?と思ったりもする。それとも、稼いだお金が国外流出することまで懸念しているのだろうか。
そもそも、日本は海外の人にとって魅力的な労働市場なのだろうか。違うだろう。日本で就ける仕事は日本人でも低賃金でキツイ、人が集まらない現場職だ。その上、日本語は世界的に見ても難易度の高い言語で習得のハードルが高く、更に日本人自体が多様な文化を受け入れる素養に欠けている(ように思われる。自分たちに合わせる限りは受け入れるが、他の文化には疎いし無関心だと思う)。だから、多くの外国人にとって、根を下ろしていくような対象になりにくいのではないかと思ったりもする。
また、移民目的になりにくい法律でもあると思う。日本国籍は血統主義で与えられる。日本で生まれても日本国籍が付与されるわけではないためだ。逆に言えば、日本に来た労働ビザの外国人が、子供に日本国籍を与える事を意図して結婚・出産、する意味がない、という事でもある。(とは言え、日本の学校に通ってすっかり馴染んだ子供をどうするか、というのは人道上の問題はあるかもしれないが)

移民については少し慎重に検討するのは当然だけれど、労働ビザについては永住ではないのでそこまで神経質にならなくてもいいのではないか、と思うな。

(なお日本の労働ビザの制度や周辺の問題について詳しい知識はない前提で垂れ流しているだけです。ただ、結構厳しく、なかなか難しいというイメージを持っています)

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