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Saturday, November 19, 2016

BizStationをVirtualBox上のWindowsから使う

三菱東京UFJ銀行の法人向けネットバンキングサービス BizStation

Macをメインに使っている人でこのサービスを使っている場合、VirtualBoxで仮想化した環境にWindowsを入れてアクセスしている人、結構多いのではないかと思われる。今回はそのネタで。VirtualBoxは旧サンマイクロシステムズがリリースしていた無料で使える仮想化ソフトで、現在はオラクルが継承している。動作環境もWindowsでもMacでもLinuxでもOKなので、とても便利。ハイパーバイザーではなくエミュレーション型なので、本格的なサーバとしての運用には向かないが、テストや実験用であれば機能的には十分だ。一方で、BizStationはWindows以外はサポートしておらず、Macユーザとしては(Windowsマシンを買うのでなければ)必然的に仮想環境が必要で、無料のVirtualBoxは有力な選択肢になる。

このBizStation、セキュリティが強固なのはいいのだが、ある時から仮想環境上からは繋がらなくなった。デスクトップ機からは繋がるのだが、モバイル機(Mac)のVirtualBox上のWindowsから繋がらない。繋がっても一瞬で切れてしまう。多分、数ヶ月前から急に。

解決しようと思い立って、いろんなサイトを見て試すがうまくいかない。まる2日ほど悩んで、フト、VirtualBoxの設定を疑った。

VirtualBoxのネットワーク設定を見ると、"NAT"と書いてある。NAT越えは結構鬼門なので、これを疑い、Bridge("Bridged Adapter")に変更した。

おお!とりあえずは繋がるようになった。実はまだ上手くいってない部分があるので完全ではないが、これで一歩前進だ。もう少し頑張ろう。

でも、不可解なのは、なぜ急に・・・・ということ。 これはわからない。自分で変えたのかなぁ?・・・覚えてないけど・・。

追記:
サイトに書いてある設定をしても繋がらない。おかしいなぁ・・と、サポートセンターに電話してみた。分かったことは、どうやら、上記のネットワークの設定でトラブっていじっている間に証明書が有効になっていたようだ・・・とのこと。再度証明書の取り直しをやると・・うまくいった!。サポートのお姉さん、ありがとうござました。

Tuesday, November 15, 2016

電子辞書:これ欲しい!:SHARP BN-NZ1E

SHARP BN-NZ1E

最近、英字新聞(Japan News)を読んでいますが、記事によっては結構わからない単語がある。(読める記事は辞書要らないんですが、汗;)

電子辞書を使って調べているんだけど、1つの記事に10個近くも出てくるとホントにイヤになってくる。電子辞書にカメラが付いて自動で読んでくれたらいいのに・・・と思ってたんですが・・・

近いのが近々発売されるようです!。
 SHARP BN-NZ1E

これ、ペン先?にスキャナーが付いていて英和変換してくれる!。多分、あまりに便利なので、これを使うと英語の勉強にはならないと思うけど・・・でも欲しい!欲しい!。

価格ドットコムで見ると、14000円切っている(予定価格だけど・・)。この価格なら、買い!。早く出ないかな(12月8日発売予定)。

欲しい度は、★★★★☆

一つ少ないのは、入っている辞書。グランドコンサイスって古いよね・・絶版の辞書だし。デイリーコンサイスで補っている、というのだけど、ちょっと不安です。ディスプレイのサイズなどから、ジーニアスやウィズダム、オーレックスが入っていることは期待しないけど・・・ちょっと辞書の最新化に一抹の不安があります、ということで(実際にキレイになっているといいんだけど)星は四つ。
理想的にはリーダーズなのかなぁ。

追記:まだ買ってないけど・・もう一点。次のバージョンは発音を読んでくれる機能が欲しいなぁ。でも、時間掛かると思うのでこれはこれで買うつもり。

追記:店頭で試してみた。思ったほど読み取り精度が良くない。英字新聞(Japan News)を使ってみた。安定した場所ではなかったので、それがいけなかったのか(紙が平らではなかった)?。コツがあるのかも知れない。 今度時間があるときにもう一度試してみよう。

追記(2016/12/24):再度店頭で試す。平らな場所に英字新聞を置いて、スキャン。今度は、丁寧なスキャン方法の説明があり、それをやってみた。なるべく丁寧にスキャンすることで確かに前回よりもスキャンの精度が上がったが、それでも、上手くいかない事の方が多い。成功は3〜4回に一回か。これでは実用にならない・・・うーん、コンセプトが良かったので欲しかったんだけどなぁ・・・。これじゃ買えないよ・・。

Saturday, November 12, 2016

TOEIC, 英検に





これ、良さそうです。ぺんてるのマークシートシャープ。英検、TOEICに活躍を期待。マークシート用シャーペン、なんて何て割切ったパッケージングだ!(ただの1.3のシャーペンでも良かったろうに)。

2016.12.5追記
マークシート式の試験に参加してきて使ってみました。確かに塗るのが速い!いいですね。
ちなみに、コクヨからも出てますね。


Saturday, October 22, 2016

Windows10の解像度調整

Windows10の解像度がディスプレイに合わずに困っていた。

ハードは;MacBook Air 11インチ
仮想化ソフト: Oracle VirtualBox

これだと1024x768でしか表示できず、横長が対応できない。不便だ。

と思っていたら、こちらに解決策が載っていました。助かりました・・。
この通りに、VirtualBox内のWindowsにGuestAddionsを入れるだけ、再起動したら、1366x768で立ち上がりまして、フルスクリーンで画面ピッタリに。

ありがとうございます。




Friday, October 21, 2016

非正規社員問題では、「外野」から「努力しろ」というだけの正社員がたくさんいる

某掲示板でよく議論になる、「貧困」「格差」「非正規労働者」「女性の社会復帰」などの問題。ここの手のトピックでは必ず「努力すればいい」「ダメなのは努力が足りないから」と声高に主張する一群の人たちが出現する。

この人達の多数は恐らく、有名大を卒業して大手企業に勤めているのだが、中には貧困家庭に育ちながら文字通り努力で克服したヒトも混じっているからやっかいだ。この手の人たちは体験があるだけに信念が強固だ。

社会は理想郷ではないので、あちこち矛盾した制度が混在しており、必ずしも平等でも公平でもない。更に言えば「何を持って公平とするか」という定義すらない。「ある一人の不幸な人」がいた場合、社会が変わらないのなら本人が克服するのは仕方ない事ではある・・・が・・・「強い立場にいる人」に限って「努力が足りないのでは?」という事を主張する傾向が強いように思われる。

もちろん、「目の前の現実」に対応するには、頑張るしかない事もある。それはそれで仕方のないことだ。しかし、「頑張れば解決」ではないだろう。

思うに、有名大学を出て正社員として大企業に勤めている人は、「自分は努力してきた」「今も努力を続けている」から、「今の地位がある」「今の給料がある」と思っているだろう。しかし、実際は違う。「窓際族」を見れば明らかだ。推定600万人はいると言われる「社内失業者」の存在も、「努力の結果」がウソである事を示している。日本の労働法は、会社が余程の危機に陥らない限り解雇を許していないため、「明らかに向いてない仕事をしている人」がワンサカいる。そして、会社が「より向いている人を労働市場から調達」する事が妨げられている。

つまり、失業者や非正規の立場に甘んじている人の中には、本来就業できる能力やスキルがあるのに、席が空かないから正社員になれない、人が一定数いるのだ。これを放置し、スキルのない正社員を淘汰し、より向いている人を迎える仕組みをもたないままに、「努力しろ」というのはあまりにも酷であろうと思うのだ

ところがこう書くと「そんな優秀は非正規はいない(見たことがない)」「社員とは責任の範囲が違う」・・・などと、ともかく「実際に正社員に登用される人がいるのだから、道はあるではないか」「そのようなシステムは必要がなく、単に非正規の人が努力すればいい」という主張をする人が大勢いるのだ。

しかし・・・よく考えてみれば、その意見は根本的にオカシイ。そもそも、企業が一方的に解雇・賃下をすることを規制しているのはなぜか。「労働者は弱者であり、会社は強者であるため、保護しなければ生活が不安定化するから」だ。とすれば、保護すべきは弱者であって強者ではない。努力の結果実力を付けて正社員(強者)になれば保護を受けられる・・のは本末転倒だ。実力があるのだから会社はおいそれと解雇はしないし、実力があるのだからポストにも就きやすい。そのような人に保護を与える必要があるとは思えない。

そう考えると、正社員化のハードルを下げて金銭解雇を解禁した方がよいと思うんだけれども。個人的には数ヶ月分の給与相当の手当で自由解雇できる、のが合理的だと考える次第。非正規には「努力」を要求しておいて、金銭解雇に反対している人は、「自分も解雇されないように努力すればいいだけ」という事を忘れているように思う。根性主義だが、「自分は例外」なんだな。

*ちなみに、こういうことを書くと、「だからオマエは非正規なんだ(正社員になれないんだ)」「正社員は責任が違う。オマエにはわからないだろう」などと、非正規社員だと勘違いされます。もともとイチブジョージョー企業出身だし、外資系企業もいくつか渡って管理職までやったし、今は小さい会社だけど経営しているんで、大抵の正社員より経験はあるつもりなんだけどなぁ。

Saturday, October 15, 2016

電通新入社員の過労死に思う2

このエントリの続き。

つまり、要素としては、
1)社内を閉鎖的なムラ化する文化がある
2)それは多分、電通だけではなく、多くの日本の会社にある
3)そこに染まらないと生きていけない。ドロップアウトの道が見えない場合、死に追い詰められる。
4)ムラ社会では、ムラの中では従順である限り保護されるが、どのムラも似たようなもので新参者には厳しく、ドロップアウトは非常に重い決断
5)逃げられない気持ちになる、のをよい事に、過剰なプレッシャーをかけて組織に従順に教育する文化が付帯的について回る

というベースがあって、その上で「辞める」「鬱になる」「自殺する」という3択になるのだが、その3択が重すぎる、のが問題。

そう考えたときに、

6)雇用を過剰に守ろうとする法律や文化

 が、大きな役割を果たしていると考えた。

 それって、「労働者が子供扱い」って事だよね。「会社は労働者を保護せよ、その代わり子供扱いして良い」って事だから。自分で自分の食い扶持を工面できない人間、を子供だとしたら、だけど。

やっぱり「終身雇用・年功序列」がダメな気がする。お互いに大人として「条件が合わなければサヨナラ」という割り切りがないと、糞詰まってしまう。そのためには、「流動的な労働市場」がいるし、更にそのためには「ダイナミックな雇用環境」が必要。労働者が目先の雇用にしがみついているうちは、実現しない事だ。

解決は遠いだろう。これは大半の労働者の既得権益(雇用と賃金の保護)を脅かすものだから。 それに、例えば若いウチはトレイニー(徒弟制の弟子)として低賃金で働き、一人前になったら正採用、ような形が考えられるが、これやったら「学歴カースト」にひびが入るよね。「偏差値の高い大学を出ている」事(だけ)がプライドの人たちは困るよね・・。


Friday, October 14, 2016

英語と中国語2

英語と中国語

のupdate。

  • 英語
Japan Newsは相変わらず読んでいるけど、週に2~3日だな。読めない日の方が多い。それでも読めるときは、文字換算で2面分くらい読む。当初よりはだいぶスピードは上がったかな。
そういえば英検のモニターテスターに選ばれたので、受けてみることにした。多分、英検の問題のレベルを調整するための調査だと思うのだが・・英語力診断をしてくれる、というので。今年準1に受かったばかりだし、まだ1級には遠いはずなので・・・レベルチェックにちょうどいい機会だと思う。

オーレックス和英辞典の第二版が発売になった!。早速買った!
メインの英和辞典をオーレックス(第二版)にしているので、その流れで。辞書は各辞書の信者達が熱い論戦を繰り広げているんだけれど・・・一番人気のジーニアスは個人的には「見にくい!」ですかね。一応G5も持ってはいるけど、滅多に引かない。電子辞書でなければ、とりあえずオーレックス引く、感じ。納得行かない場合はG5に行かずにロングマンに行きます。通常、訳語が欲しいわけじゃなくて、ニュアンスというかイメージというか、を欲しているからかも知れません。なお、何気なく書店でルミナス英和辞典を手に取ってみました。ライトハウス(下記)と同じ出版社ですし、時々比較で名前が出てくるので。見やすく使いやすい印象で、イイ辞書だと思います。ただ、版が古いですね。現在売っている第二版が2005年ですから。新版が出たらいいかもしれませんね。あと、ウィズダムもいいですね。

ちなみに学習辞典としては最近はスーパーアンカーが評判がいいようです。 後は、ライトハウスコアレックスですかね。子供の塾の先生はライトハウスを強力に推してきますし、確かにいい辞書だと思います。オーレックスのファンですから、個人的にはコアレックスが好みです。ただコアレックスには和英がないのですが。


  • 中国語
まいにち中国語の9月分まで終了!。全部聞きました!。で10月から「レベルアップ中国語」に進んでいます。この四半期(10~12月)は発音強化、って事でイマイチ望んでいるレッスンではありませんが、せっかくなのでやっておきます。間違った発音のまま次のステップに行くよりはいいかな、と。発音の練習が主なので、予習があまりないので、時間ができました。なので、CDも買ってあることだし、4月からの復習と、簡体字の練習に充てたいです。これ(中国語簡体字ワーク)買ってみた・・!


英語のところで 辞書の話題が出ましたが、今のところはじめての中国語学習辞典を使っていますし、これで事足りています。次の辞書は少なくとも半年先の予定。でも今日、本屋さんで中国語のコーナーに行ったら、中国語の辞書がたくさん売っていてちょっと驚きました。こんなに種類があるとは・・。選ぶのが大変そう・・でも楽しみです。


 またアップデートします。

Saturday, October 8, 2016

NHKで放送された貧困番組に登場した人が叩かれている


ことの経緯。(リンク

一方で、反論。(リンク

な訳だが。

確かに「食うや食わずの貧困」ではないが、「十分なお金のない家」ではあるだろう。彼女が叩かれる理由はいくつかあるだろうが、「相対貧困」に対して「どう扱うか」というコンセンサスがないところに流された番組だからというのが大きいだろう。
また、彼女のお金の使い方にも問題がある。「支援を訴える」立場の人が、ファミレスで貧乏サラリーマンではとても手が出ないようなランチを頻繁に食べてみたり、値の張るエンタメ系のイベントに参加してみたり・・・これだと、「支援して欲しい」という訴えに理解は得られないだろう。「できるだけの事は自分でやっている」という姿勢と実績がないと。
もちろん、そのプチ贅沢を止めたからと言って進学ができるわけではないのだが、「姿勢」は問われるよね。例え「ちょっと小遣い」程度でもパチンコやギャンブルをしている人に支援しようと思わないのと同じ。「まず、それやめなよ」って言われるのは仕方ない。

また、「夢を諦める」というその夢が「アニメだ」というのはイタイ。イタすぎる。職業に差別はないと言うが、単なる趣味にしか見えず、「堅実に稼ぐ事を考えての進路」にはとても見えない(実際にはわからないのだが)。これも理解を得られない要因だろう。これが「看護師」だったり「理美容師」「調理師」だったら全く違う話になったと思う。

相対貧困は「食うや食わず」の状態ではない。贅沢はできなく、人並みには暮らせないが、とりあえず生活はできる。このゾーンの支援は難しいだろうと思う。元々稼ぐ力に乏しいからこその状態なので、単に支援しても自立に繋がらない。当人達の生活が楽になるだけで、稼ぎは増えないので依存してしまう。そこで「キャラクターのランチ」なんて見えてしまったら、「支援が、贅沢に化けている」ようにしか見えない。その少し上の層は慎ましく暮らしていて、プチ贅沢なんかしないのですから、「お金がないって言ってて、何やってんだよ!(怒」って話になってしまうのです。

と、つらつら考えたところで、疑問が。「どうしてみんな普通科の高校に行くのか?」ですね。商業科や工業科に進学すれば、高卒で働けるのに!。貧困対策として、もう少し脚光を浴びてもよいのではないか、と思います。どうも、一億層中流に持っていくような政策になってしまっていて、機能してない気がします。

例えば、従来の商業科や工業科に加えて、介護科や保育科などを設け、同時に免許(準介護士や準保育士など)を与えてすぐ働けるようにする、というのはアリではないかと思います。

電通新入社員の過労死に思う

電通で東大卒の新入社員が自殺した、という。
あまりに悲しい。

背景は、日本の会社の多くに共通する体質から来る問題だ、と考えている。これは会社だけの責任ではなく、社会システム、とりわけ雇用の問題が大きい。

日本人は、雇用の維持に重点を置きすぎてきたのではないか。雇用を維持するために、他のいろんな大切なことを捨ててきているのではないか。そんな気がしてならない。

日本の会社は人の流動性が低い、閉鎖的な組織だ。そして、人材市場(転職市場)が小さい上に未成熟なので、非常に閉塞感がある。彼女も「辞めればいいのに」という人もいるが、日本のように「生え抜き優先」が明らかな会社では、退職はせっかく東大出て積み始めたキャリアを棒に振ることを意味する。日本の大手企業に今と同様なエリートコースで転職することは、ほぼ不可能だからだ。また、年功序列制度の下では、転職者は下に扱われるので、もし転職できても一発逆転が非常に難しい。大手企業では、転職して入ってきて人を「外様」と呼んだりするくらいだ。つまりエリートであればあるほど、職を離れると失うものがあまりにも大きい。彼女もそんな中で、閉塞感に苛まれながら悶々としていたのではないだろうか。

彼女は弱かったかも知れない。エリートの道、を捨てたところにある人生が見えなかったのだから。しかし、せっかく最高レベルの大学を出た人材を「ムラの住民」に染めるような育成をしてしまう会社、また、そういう組織にせざるを得ない日本の雇用慣行に疑問を感じる。

しかし、多くの人には賛同して貰えないだろう。私が批判したいのは、(仕事がなくなって)解雇される事を「不当解雇だ」と感じる神経だからだ。

なぜなら、仕事がなくなっても解雇されない(終身雇用)−>企業は社員として人を抱える事を抑制せざるを得ない−>非正規や下請け、アウトソースに押しつける企業文化が生まれる−>社員は最小限だが、社員でないとできない仕事は多く過負荷になりやすい

これは、「仕事は会社から保証して貰うのが当然で、クビは不当」という事がもたらす弊害だからだ。

物事は「いいとこ取り」というのはできない。ブラック企業問題もそうだが、根本的には企業に過度に雇用リスクを負わせているが故の「しわ寄せ」だ。会社もただ単純にリスクは負えない。だから、その代わりに社員の自由を奪わざるを得ない。そして、自由のない人ばかりの組織で、自由を求める人は煮詰まってしまう。

となれば、この問題は当面解決しそうにない。残念だが、多くの人が実は解決など望んでいない(自分に一切の不利益がない形での解決しか望んでいない)からだ。悲しいことだ。

2016.10.11追記

なお、残業100時間こなしていた、という。若い頃やったことがあるが、感覚的には「ずっと会社にいる」「家は寝に帰るだけ」だ。逃げ場のない閉塞感が彼女を自殺に追い込んだのだろうと想像が付く。
場をコントロールできる側の人はそれ程のストレスはない。任意で100時間いるのだから。しかし、命令で、或いは強制・半強制的に「帰れない」状態というのは精神的に非常に厳しい。短期間ならまだわかるし、仕事の都合でやむを得ない事もあるだろう。しかし、長期間は無理だ。特に日本の会社は島型の机の配置でプライバシーがないので、マイペース型の人や波の激しい人には合わない。
彼女はどんな人だったのかわからないが、精神的に息抜きができず、追い込まれたのだろうと察することができる。
上記で雇用慣行の話を挙げたが、こういう「集団主義」で「マイクロマネージする」という労働慣行も彼女を追い詰めたのかも知れない。

彼女は新人さんだった。彼女は「型にはめられる」前に自殺を選んでしまった。型にはまって、状況に何の疑問も持たなくなれていたら、あるいは死なずに済んだかも知れない。

 個人的には、彼女の事が分かる気がする。大手企業に就職したものの、連日の残業、プライベートの時間などなく、疲弊していた。幸いだったのは、地方出身でそもそも東京には「戻りたくなる」プライベートライフがなかったので、「窮屈」さが恐らく和らいだこと(戻りたくなる場所がないし、遊びたい所もわからないし、会いたい友人もいない)、と、燃え尽きる前に企画部門に異動になって「連日深夜残業」状態から解放されたこと、一人で客先に奉公(常駐)に出された事から、会社や所属部門への所属意識が薄らいだこと・・・などがあって、燃え尽きずに済んだことだと思う。
その後、外資系企業に転職したのだが、外資も激務ではあったが、閉塞感は薄かった。会社は雇用を保証しないので、「どうせ保証なんかしないんだから、逆に無茶も言うな!」てな気持ちでいられたから。上司も含めて「どうせ10年はいないだろう」と思って働いているので、「会社や組織への忠誠」なんて誰ももっておらず、無理矢理組織に自分を合わせる必要もなく、それも気楽だった。彼女も外資なら追い詰められなかったのかも知れない。

この関連記事、もなるほど、と思う。



 

Thursday, October 6, 2016

白紙領収書は問題がない

朝日新聞記事

えっと・・・。それで税務署に出してみたらどうだろうか。
この点については共産党が正しい。

議員のセンセは、「面倒くさい」「そんな事やっている暇がない」「そんなことしたら仕事の時間がなくなる」 などの言い訳が思い浮かぶだろう。

しかし、「国民には義務として課して」いて、言い訳は許されていない。脱サラして自営業になって最初に悩むのは、仕事の時間は自由になるが、会社員時代には想像もできない膨大な事務に忙殺されることだ。それを国民に義務として課しておいて、言い訳は許されないだろう。

法的に問題がない、こと自体が問題だ。

Friday, June 10, 2016

オーディオテクニカ アクティブフィットイヤピース

オーディオテクニカ アクティブフィットイヤピース(他人のブログですが)、と言うのがある。
AudioTechnica ER-CKP500S, M, L

多くのイヤホンでは、最近はカナル型の「密閉式」が主流となっている。ゴムのイヤピースが耳にぴったりとくっついて音漏れを防ぐと共に、特に低音がヌケてしまうのを防止。密閉式では迫力ある音が楽しめる。

一方で、密閉式は周囲の音が聞こえなくなってしまうため、アウトドアでは少々危険だ。また、ケーブルのこすれ音などは却って目立つようになってしまう。当たり前だが密閉感があって、それを不快だと感じる人もいるだろう。

私の場合、通話重視でマイク付きを使ったりしている関係で、密閉型だと自分の声が聞こえずに話しづらい、というのが問題。その点、アクティブフィットイヤピースなら、耳につけるイヤピースに溝が入っていて完全密閉にはならないため外部の音が聞こえる。通話している際の自分の声の聞こえ方も自然だ。とかなんとか、いろいろあって、AudioTechnica ATH-SPORT4で使っていた(商品添付のもの)のだけれど(ちなみに音楽ではなくニュースを聞くので声がハッキリ聞こえればよい)、マイク性能が低く(声が小さい、と言われてしまう)お蔵入りかなぁ・・・と諦めモードになっていた。

と、思いあまってSONY MDR-AS800BTにはめてみたら・・・ピッタリはまるやん?。密閉式のイヤピースだったのでしばらくお蔵入りだったMDR-AS800BTだけど、今、アクティブフィットイヤピースを着けてからは、毎日持ち歩くようになった。このイヤホン、マイクの性能がいいようで、通話相手からも「普通に聞こえます」と言われるので、気に入っているんですよ。

そう思って、手持ちの他のイヤホンにはめてみたら案外とはまる。と言うわけで、他の「密閉式なので最近お蔵入り」モードのイヤホンがいくつかあるので、買って復活を試みてみようと思う。と言うわけで、オーディオテクニカのサポートにコンタクトして購入!。(普通の大手サイトにはなさそうだった)

早く来ないかな。

2016.6.14 追記

来ました!いろいろはめてみると、低音がヌケてしまうので、音楽などが物足りなくはなるものの、今まで密閉型の周囲の音が聞こえないとか、密閉感とか、ケーブル音を拾いやすい・・などの欠点が解消!。

1. Audio Technica CKX-7iS
2. SONY DRC-BTN40Kの付属イヤホン
3. SONYMDR-AS800BT
4. Panasonic RP-HS200

に装着して、使ってます。特に最後のパナソニックのイヤホンはスポーツ用なので相性いいよね。

この最大のメリットは「イヤホンの選択肢が増える」です。通話が多いのでイヤホンマイクを使いますが、オープン型のものがとても少ない。以前はBOSEのものがあったのだが、最近のはインナーイヤー型もイヤピースに「ひだ」がついて密閉型に方向転換。選びにくくなり、今ならAudio Technica ATH-C505iSとか、とても少ない。その点、このイヤピースがあれば、密閉型のイヤピースと入れ替えれば開放型に変身するので、種類の多い密閉型から選べばいいので、選択しやすい。

低音が足りなくなるのは、イコライザで多少補えるかな。

いいぞ。








Thursday, May 19, 2016

悲報:紀伊國屋新宿南店閉店?

紀伊國屋新宿南店閉店か

あと数ヶ月で閉店との噂・・・。
いいのは「洋書売り場は残る」という事。紀伊國屋新宿南店の洋書コーナーはワンフロアほぼ洋書で埋まっている、都内随一の規模なんで、これが残るのは嬉しいんだけど。
だけど、わざわざこのために一般書とはしごするのもどうかなぁ。特に、洋書コーナーと語学書ははしごするんだけど、これが別になるのは・・。

賃料と合わないそうだけど、この間も結構混雑していたんだけども売れてなかったのか。

この店に限らず、「超大型」書店がたくさんあるようだけど、採算面では苦しい店が多いようだ。本屋好きなんで、頑張って欲しい・・。

Wednesday, May 18, 2016

英語と中国語

英検の話TOEICの話を書いたんだけど、その後、

 1) まず英語はJapan News購読始めた

TOEICでリーディングの速度不足を痛感したので、多読の訓練をするためだ。The Japan Timesと迷ったんだが、もともと日刊紙が読売なので「ついで」で頼みやすかったのと、安いから・・。
それでも全部は読めない・・ので、とりあえず1面だけは読み、後は努力義務にした。なので、余裕のある日はBusiness&EconomyやInternationalのページも読むが、余裕のない日は一面だけだ。

記事によってはつっかえることなくスラスラ読めて、単語も調べないんだけど、別の記事ではひとつの記事で3~5個調べることもある。だいたい1ページ読めば10個~20個くらい調べてるかな。(知識としては)知っている単語でも、「ピンとこない(イメージ湧かない、しっくり理解できない)」と調べるようにして、単語帳に書いている。

日本の新聞と言うことで英語の自然さや単語の使い方、細かい所で気にされる方もいると思うけれど、海外ニュースはロイターや欧米誌との提携記事もあるので、そっちを読めばいい、と割り切った・・。

速度が上がれば、TOEICに効果があるかな?と期待しているし、語彙が増えれば雑誌(TimeとかBusiness Week)も読めるようになることを期待。

2) NHKの方は「攻略英語リスニング」を中心に据えた
実践ビジネス英語もいいのだが、 「ネイティブと自然な会話をする」事よりも、「英語による知識の蓄積」が(少なくとも今のレベルでは)圧倒的に重要だと思うから。その点、攻略英語リスニングは非常に幅の広いコンテンツで英語で知る、という領域をカバーしており、こちらを中心に置く事にした。書店で積まれているテキストの量や扱いを見ると、「実勢ビジネス英語」に比べて視聴者が少ないのかな?という印象だけれども、個人的にはこちらの方が多くの日本人には有用だと思う。確かに米国企業の本社に勤務するとかいう人は実践・・の方がいいのだろうが、通常、外資系企業に勤務する場合や日本企業にいて商談相手が海外の会社・・という場合、相手もこちらが「非ネイティブ」である事を前提にしているので、流ちょうさは元々あまり期待されていない。それよりも「話題豊富なヤツ」だと思われた方が得な事が多い、と考えている。もちろん、外資系企業で本社レポートするような幹部になりたい、とかであれば流ちょうさも重要なのではあるが・・。

3) 中国語
まいにち中国語」も5月号に入った。進度が速い!ので、予習復習しないと付いて行けない。プログラムは半年なんだけど、なんとか半年振り落とされないで付いていきたい。最初「まだいらないかな?」と思っていた中国語辞書も、最近は引く機会がでてきた。(中国語学習辞典
初学者向けの辞書だけど、まだこれでいいかな、と思う。ただ、半年のコースを終えて本格的に学ぶとなれば、いいのを買おう。

2016.8.24追記:
中国語:まいにち中国語、8月号の前半まで終わりました。最近は、放送入れて1日1時間ですね。憶えた尻から忘れてしまうのですが、多分10月〜復習すれば思い出して定着するのかな?。10月からの後半は、4月からの復習(そのためにCDを買った。でもアッサリ目で)と、「レベルアップ中国語」、それと「中国語簡体字ワーク」やりたいと思っています。辞書は、今のところ上記の学習辞典で間に合っているので、来年の4月でいいような気がしてきました。

英語:Japan News読んでますよ。ただ、毎日はキツくて、2〜3日飛ぶこともあるけど。単語は記事によって(記者によって?)かなり差があるのか、全く辞書を引かずにすらすら読める記事もあるし、結構しらべる記事もある。慣れてきたのか辞書を引く回数は減っている感じはするけれども。それにしても英語は、進歩した感じが余りしない。まあ、仕方ないのだけれども。次に山を越えて新境地に達するのはいつになるだろうか。
あまりダラダラしてても仕方がないので、刺激を受けに英検1級やTOEIC受けてみようかしら・・。

Sunday, May 8, 2016

レビュー:BCG流営業戦略

日経ビジネス文庫、BCG流営業戦略(杉田浩章 著)

を一読。

なかなかいい本で、営業の事情にも通じている人の本だなぁ、とは思うのだけど、大きな問題が。

私も営業チームを管理していたこともあるし、営業行動の分析のプロジェクトに参加したこともあるし、この中で言う「ハイ・パフォーマー」として営業をしていたこともあるし、その実績を買われて新規市場開拓もやったことがあるし、逆にコンサルが入ってきて業務分析をされたこともある、が・・・。

まず、成功要因の抽出って非常に難しい。本を読むと、「分析をしてみると」とさらっと書いてあるけれども、デジジタイズする訳だから、「大切なことが網から漏れる」と頓珍漢な改善策が出てきてしまう。何が受注要因だったか、なんてそんな簡単には分からない。特に提案営業では。コンサルタントは、ざっと概況を押さえた上で「何が要因であるか」に仮説をもって臨むのだが、その仮説が間違っていると大切な要素がすっかりヌケてしまう。戦略系コンサルが丁寧にやれば(彼らは抜け漏れのない理論構築が売り物だから)ヌケないのかも知れないが、経験を売るタイプのコンサル(元トップセールスマンがやる営業コンサルとか)だとコンサルタントの経験範囲を超えたところがヌケてしまうことがある。

実際、コンサルが入ってきて業務分析をされた際に、「ええ?」という分析結果が出て驚愕した覚えがある。例えば「素早く(XX日以内)に訪問対応した場合に、受注確度が上がる」と分析されたわけだけど、営業マンの実感から言えば、「そうじゃなくて、それも要素の1つだけど、決定要因はそこじゃなーい!」って。
しかし当時のマネジメントは調査結果を信じて、訪問強化の指示をくだした訳だが、もちろん他の要素を無視しているために期待したような成果が出ない・・。当たり前だ。早く訪問して、「その場でスグ、コンサル営業をかける」事で話を早くまとめてしまうから受注率が高かったのである。ところがコンサル営業できる人間などそういない。そう、実はエース級が同行して支援した案件の決定率が高かった、というだけのことだ。ところが、手柄の問題があるので、同行は記録に残っていない。で、分析を誤ったのだ。だから、コンサル営業のできない2級の営業マンを早期訪問させても受注率は上がらないのだ。ヤレヤレ、だから言わんこっちゃない・・・・。コンサルは営業経験もある人だったが、また、分析結果も思ったより「よく見てるな」とは思ったが、そこは見落としていた。また、報告を受ける側のマネジメントには営業経験者はおらず、「机上の空論」レベルの議論しかできなかった。

結局、今までのプロセス改善の話は霧散して「予算必達」命令が下される。どこでも同じ。結局、トップが覚悟する、ってのは無理。本の中でも指摘されているけれども、トップが矛盾する達成基準を営業現場に押しつける事で自分の立場を保っている訳なので、トップが覚悟して基準を変える、って事には滅多にならないと思う。何しろ「営業がちゃんとしていない」から目標が未達だ!と言って、自分の責任を回避する必要があるからだ。基準を変えることは、当然売上減のリスク要因。でもトップは「売上目標必達」「利益目標必達」なんだから、結局営業の行動は変えられない。トップ、トップと言うが、実際に既成の枠をぶち壊せるのは創業社長くらい。雇われ社長は自分の任期を大過なく過ごすことばかり考えているものだから、思い切った手はなかなか打てない。
結局、トップからの「必達命令」を華麗にスルーして現場改善を優先できるほどハラが座っている中堅管理職がいるかどうか、に掛かっている。そんな人がいたとしても、そのうち転職してしまうか、独立して商売始めますけどね。

この本では成功例がいくつも紹介されていて、各々は「なるほど」なのだが、自分でやれる程ハラの座った役員クラスはそれほどいないだろう。手法は正論と言えば正論だろうが、実施には実施する側もかなりの覚悟が必要だ。 結局は「BCGにお任せください」という事になるのだろうか・・・。

Sunday, May 1, 2016

TOEIC

先日、英検準一級に合格した件を書きましたが、TOEICも受けてみました。

えーっと結果から書くと、TOEICは775のスコアでした。リスニング395、リーディング380で、ほぼ同じです。
もうちょっとデキルと思ったんですけど・・・10年以上前に受けた時、今よりもずっと英語ができなかったはずですが820点取ってますから。

反省点。
(1) リスニングは実はお手上げでした。大会場で音がワンワン反響して、聞き取れなかったです。事前の音のテストでも「こもった音だな」とは思ったんですが、でも聞き取れたので「まあいいか」としたのですが・・実際の問題では・・。
(2) リーディングは、時間が足りず15%程は未着手でした。問題自体は易しく感じたのですが、時間が・・・という感じです。

課題:
リスニングは、音響の悪いところでは、背景の聞き取り能力がものを言いますね。つまり、聞き取れなくても理解する、という余力がなかった、という事でもあります。まずはそこかな。ネットで検索すると、わざと音の割れるスピーカーでリスニングの練習をしている人もいます。また聞き取れない部分を補うためには、「聞き取れたところは確実に分かる」必要があります。その点、語彙力(瞬時に把握するレベル)も不足しているんだろうと思います。
また、問題の先読みをする部分が今ひとつですね。問題そのものの先読みは心がけたのですが(選択肢までは間に合わない)、頭に十分入ってないのか、それがリスニングの際に引っかかった感触がありません。

リーディングは、読む速度、なんですが、「いろんな種類の文章」にもう少し慣れる必要があるかと思いました。 広告文や新聞のコラムなどに関しては、ついじっくり読んでしまい、時間をロスしたと思います。問題文自体は英検(準1級)の方が難しいのですが、TOEICではバリエーションが多く(広告文や新聞記事のようなのは英検にはなかった)、また素早く頭に要点を入れて判断する事が求められるようで、そちらは確かに足りなかったかも知れません。そもそも、この1年近くはリスニング中心の学習で読む方はあまりできていかなかったのは確かです。リスクニングをやる事でリーディング自体の向上はありましたが、頭の中で音声変換していた(頭の中で音で読んでいた)・・・これではTOEICの求めるスピードにはならないんですね。「目で」読めるようにならないと行けません。スピードが上がって同じ調子で全問着手できれば450点近くになるはず(380/0.85)なので、いろんな文章を高速に読むための訓練をしたいと思います。

追記:1つ書き忘れ 。「体力」や。リスニングでもリーディングでも後半、集中力が失われて辛くなってきた。体力的にしんどい。オジサンなので仕方ないけど、この辺もどうするか考えないと。今回も一応長丁場だと思ったので、直前にリポD飲んだんだけどね。



さて、気を取り直して頑張ろう・・・でも、今年は中国語も始めたので・・忙しい!




Tuesday, April 26, 2016

ubuntu 16.04 LTS

Ubuntu 16.04 LTSがリリースされたので、入れてみる。

なお、日本語Remixではなく、本家から入れます。(日本語Remixはまだないらしい)
対象はEpson Endeavor NJ3100。
2008年発表のラップトップ型やね。

14.04環境からDVD焼いて、インストールは順当に行ったけど、 日本語入力ができない。
画面上のキーボードの記号アイコンから、Input Method Configurationへ行って、Input Methodを追加します。"Mozc"ね。

これでログアウトしてログインし直せばOK。








Tuesday, April 12, 2016

ラウンジオーサカ

大阪は伊丹空港のラウンジオーサカですが、今更ですが、移転してることに気がつきました。去年の5月に移転したらしい。しらんかった・・・。で、一応立ち寄ってみました・・・。そんなけですが。

以前の窓のない(確か・・)のに比べたら全然広くて、ゆったりしていて、電源コンセントもいっぱいあって、なかなか良い感じです。といいつつ、ANAラウンジに移動しよう・・。


他人のレポート(写真付き) ・・
もういっちょレポートのリンク(写真付き)

Friday, March 25, 2016

Android6とNexus5

2013年モデルのNexus5です。最近、Android6にアップデートしましたが。
気になっているのは、よく「落ちる」事です。

電源入れて、ちょっと何かやって・・・しばらくして「あれ画面が消えているな?」と思って電源ボタンをちょい押し・・・これで表示されるはず・・・がされない。で、長押しすると起動からやりなおし。

結構頻繁です。私はメインがiPhoneなのでこちらは時々使う感じですが、今日もまだ午前ですが、2回(最初除いて)は起動からやっています。電池は80%あるしなぁ。

どうしちゃったんでしょうか。


追記:どうも長期間(といっても数日とか)電源を入れないでいて久々に入れた後とか、または、スリープしてしばらくしてから復帰しようとした時とか安定しない感じかな。再度フル充電にすると安定するように思われる。そういえば、落ちやすいときは、再起動すると20%以上もバッテリーレベルが下がったり、或いはあるアプリを起動してしばらくして落ちた(重いアプリ)後、復帰したらバッテリが10%くらいに落ちてたり。よくわからないが、電源周り(電源の制御?)のせいかもしれない。何かの原因で異常に放電するとか。

 

Tuesday, March 22, 2016

不具合解消か? iOS9.3

iOS9の不具合に悩む

iOS9.3がリリースされました。早速アップデート。
世間では夜間モード(色が変わる)とかメモのロックとかそんな話が主流ですが、私が一番気になっているのは、上記の不具合(機能制限で、モバイルデータ通信の「変更」を不許可にしても、表の画面でモバイルデータ通信の許可・不許可が変更できてしまう)の解消です。

どれどれ・・・

お?。直っている?。直っているようです。


Friday, March 18, 2016

ショーンK氏経歴詐称疑惑

ショーンK氏の形跡詐称疑惑が持ち上がっている。まあ、会った事もない人だしどうでもいいのではあるが・・・

疑惑は、
1) 本当はハーフではなく、純粋の日本人
2) ハーバード大のMBAはウソ(3日間のコースに参加したらしい?)
3) 年商30億円のコンサル会社はウソ

となっている。

まあ、以前テレビで見て余りにきらびやかな経歴に「すごいなぁ、こういう人がエリートなんだなぁ」と思っていたので何も言えたギリではないが、少し「本当かな?」と疑問は持っていた。ハーフとかはどうでもいいのだが・・

一応、少しだけ戦略コンサルに足を突っ込んだことがあるが、名前聞いたことない。そんな有力(年商30億円)なコンサルなら名前くらい出てきても良さそうなもんだ、と思った。経営コンサルだからね。
それに、私の知っている経営コンサルの人(主に外資の戦略ファーム)にああいう「チャラい」系の人は一人もいない。服装からして、ものすごくコンサバで、地味で、また、あんなかっこよく言い切る感じでもない。発言一つでもみんな非常に慎重で、データやファクトを積み上げたところからしか言わないので、気軽に格好いいコメントなんかしないタイプばかり。あの高名な大前研一氏(面識ありませんが)は、テレビなどでいろいろコメントしてますけど、ちゃんとデータとファクトに基づいてものを言っています。でも、ショーン氏は自分で確認してないであろう提供されたネタにいろいろコメントしていた(コメント自体はいいとは思う)。だから、逆に「へー、見たことないタイプだけど、こういう人もいるんだ。」と思ってた。だいたいコンサルタントって、「何でもアリ」なので、もしかしたら何か特殊なノウハウがあってやってるのかな?とも思っていた。

 で、詐称が発覚。

なんかよくわからないけど、テレビ局が軽率なだけ・・という気がしてならない。
なお、英語は巧いよねぇ。やっぱりハーフだからだと思っていたけど、純然たる日本人だとのこと。だとすると、余計にどうやって勉強したのか気になる。

Tuesday, March 1, 2016

英検準1級に合格

昨日、英検の試験結果の発表があり、準1級に合格!(ぱちぱち)。点数は一次、二次ともギリギリですが、一発合格です!。

今回の受験で、自身の英語力の課題も浮かび上がってきましたし、受けてよかったと思います。

いわゆる「試験対策」はほとんどせずに(過去問は一応買ったが、解くことはせずに「どんな問題が出るのかなぁ〜」と眺めただけ)、日頃の英語学習での実力をナマでぶつけたので、「実力」とは言えると思います。

浮かび上がった課題とは・・

  • 語彙が乏しい
    語彙問題があまりできませんでした。元々難度が高いと言われている準1の語彙問題ですが、歯が立たなかった・・
  • リーディング、リスニングはいいのだが・・課題もある
    リーディングは満点でそれはいいのですが、(自信のあった)リスニングは落としました。リスニングは大問が3つありました。前半の2つは良かったのですが、3つめができなかったです。これは問題形式を把握していなかったミスでもありますが、先読みが追いつかずに戸惑って終わってしまいました。
  • ライティング
    ライティングもダメでしたね・・。書き殴った感があります。普段メールなどで使っている感覚でそのまま書いたので、文法やら何やら間違いだらけだったのだろうと思います。でも、ギリで一次通過。
  •  
  • 二次(ナレーション)
    事前に問題形式は見ていたのですが、イザ、カードを渡されると、思ったより難しい・・・・・1分は短く、あらすじを考えるので精一杯。とは言え、(仕事で英語を使っている)得意分野ならまだしも、社会問題だと単語が思い浮かばない・・・・これほど戸惑うとは自分でも意外でした。結局、一応、ざーっとナレーションはしましたが、何度も言い間違えるし、つっかえるし、散々でした。
  • 二次(Q&A)
    これはある程度は答えられたとは思うのですが、ただ、質問を正しく理解していたかどうか自信がありません。特に1問はわからない単語があって質問を捉えないまま答えましたから・・。 
今後、強化しないと行けない点が浮かび上がってきた、という意味では成果のあった受験だと思います。また、今まで自己評価で「準1級くらいの英語力」と自称していたのを証明できたことは大きいですね。ただ、(受かるとしたら)もう少し余裕持って受かると思っていただけに、自己評価が甘かったことを思い知らされました。

ちなみに普段の英語の勉強は・・
  • NHKラジオ実践ビジネス英語、攻略英語リスニング
    これは、ネットで聞いています。約1年前の4月からです(攻略リスニングは6月から)が、最初は聞き流していただけです、6月か7月くらいから「これじゃダメだ」と繰り返して聞くようになり、音読やシャドーイングもしています。これがメインです。多分、レベル的には攻略英語リスニングだけでもよかった気がします。
  • Podcast: ニュース聞いてます
    これは、2年くらい前からYoutubeでCNETを見始めたのがきっかけです(電子機器やらネットやスマホやパソコンが好きなので)。ここ半年は、これにPodcastのニュースを加えました。最初欲張って沢山聞いてたのですが(NBC, CBS, ABC, BBC, NHK)時間的に無理があり、最近は絞ってCBSとNBCです。これは聞き流しですが、気になった単語は辞書引いてます。また、ビデオでCNETやCNN Student News見てますが、まだ量が少し多すぎるかな・・・。
  • 読む方はReader's Digest買ってますが・・読む暇がなくて・・また、Mac Lifeも購読していて、こちらは最近結構読んでします。
こういう訳なので、元々文法と語彙は弱いと把握はしていましたが、もう少しできると思っていました・・。また、リスニングはもっと行けると思ってましたが、結果としては弱点がありましたね。

今回の結果を踏まえて・・・
  • 文法と語彙は強化策を検討する(単語の本文法の本買った)
  • Readingの時間を作る(英字新聞の方がいいかなぁ?)
  • NHKのラジオ英語やPodcastはできるだけ継続する
  • あと、アウトプットの訓練も要るよね・・・
今後も頑張りたいと思いますが、第二外国語も手を付けたいので・・・時間がいくらあっても足りません!。




Monday, January 25, 2016

同一労働同一賃金

安倍首相が、今年の施政方針演説で表明したらしい。

 うーん。いいことだとは思うんだけど、ハードル高いぞ。今の日本的労働慣行をぶっつぶす勢いだもの。なんだか、「派遣社員」や「非正規」の単価が上がる、とか思っている人が多いみたいだけど、そんな話じゃないよね。

同一労働、同一賃金、にするためには、現在の「総合職」「一般職」ではなく、営業、事務、マーケティング、技術、など職種を細かく定義して職務内容を明確にし(ジョブ・ディスクリプション)、それ毎に適切な給与水準を設定しなければなりません。現在の日本の多くの会社ように、定期異動でいろんな部署に異動させる、という事ができなくなります。なにしろ労働条件が変わってしまうわけですから。異動に伴って、条件が下がる場合も考えられるわけで、一方的に異動を命令できなくなります。

基本的には、職種別採用をしなければならなくなり、入社後の異動は本人と協議して決めなければならなくなりますね。

となると、異動を断った場合どうなるか、も考えておかねばなりません。ペナルティは課せませんが、一方で、異動前の事業が赤字、等の場合は、異動させざるを得ません。つまり、「異動を受け入れないならクビ」という強権を企業側に持たせる必要があります。

一方で、事業部門は、様々なスキルや職種の人の集合となり、「とりあえず空いている人に仕事を割り当てる」事はできなくなります。事業部門では、様々なスタッフの組み合わせを自主的にやるでしょうが、本社からフィットしない人材を押しつけられてはたまりません。ですので、事業部門が独自に人事権を持つ必要があります。

また、ある部門で人を募集していて、ある職種では余剰人員が出ていれば、従来なら異動で調整したでしょう。しかし職種別となれば、そうは行きません。スキルがミスマッチで、合意ができなければ異動せずに解雇され、別の人が雇用されなければなりません。

 突き詰めていくと、従来「総合職」の社員がらせん階段を登って順々に昇進していった・・ようなスタイルの日本的雇用慣行は崩壊し、米国企業のような雇用慣行になっていく、という事だと理解しました。その延長線上に非正規労働者の処遇があって、「正規だろうと非正規だろうと、同じジョブディスクリプションなら、同じ単価を付ける」という話になるのだと思われます。

 外資を渡ってきた私としては個人的には全然アリですが、日本企業の皆さん、耐えられるでしょうか・・・。

追記:ついでに補足
  1. ひとつは、職務の記述の仕方。今まで日本はボトムアップ型組織なので、職務の分担の「中核部分」だけを課して、それに必要な事は「全部やれ」でした。どうしても他部署の職権や知見を借りる場合「社内調整」が入るのですが、それがやたらに多い。同一労働同一賃金下では、「仕事の範囲」を明確にする必要があります。つまり、中心部分だけではなく、「外枠」「外部仕様」を明確にする必要があります。
    「だいたいこんな事やってね。後はお任せ。」では賃金設定ができませんから。
  2.  #1のように「仕事の外部仕様」を事前に定めなければならない(でないと給与交渉できない)、とすると、仕事の組み立て(プロジェクトや事業の起案)に際し、組織の構造や役割についてより明確に定義する必要がある、という事です。これは最初だけですね。一旦、「マーケティングはこう」「営業はこう」と決めたらしばらくは変わりません。また、業界で定義も収斂するでしょう。外資では「営業」「マーケティング」「XXエンジニア」と言えば、だいたい職種も責任範囲も共通理解があり、ほぼ同じです。なので、着任した初日から動き出せます。
  3. 本文に書いたように、ジョブディスクリプションが明確になれば、ミスマッチの異動はしにくくなるので、「こっちで解雇、あっちで募集」状態が起こり、「とにもかくにも雇用保護」を重視してきた日本的な雇用環境が崩壊に向かいます。ハイブリッドにしても、少なくとも「基本給」は低く抑えられて、職務給などで調整する形になると思われます。「社員」「非正規」ではなく、「スキルや経験」に値札がつくので。正社員の権利は「最低限の雇用保障=基本給(最低賃金レベル)の保証」程度に後退するのでは?
  4. 結果としてジョブモビリティ(人材市場・労働市場の流動性)が高まりますね。
  5.  政府が何を考えているかわかりませんが、私にはそのシナリオの第一歩だと思います。いきなり雇用改革ではぬるま湯に浸かっている国民が納得しないでしょうから。