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Saturday, October 22, 2016

Windows10の解像度調整

Windows10の解像度がディスプレイに合わずに困っていた。

ハードは;MacBook Air 11インチ
仮想化ソフト: Oracle VirtualBox

これだと1024x768でしか表示できず、横長が対応できない。不便だ。

と思っていたら、こちらに解決策が載っていました。助かりました・・。
この通りに、VirtualBox内のWindowsにGuestAddionsを入れるだけ、再起動したら、1366x768で立ち上がりまして、フルスクリーンで画面ピッタリに。

ありがとうございます。




Friday, October 21, 2016

非正規社員問題では、「外野」から「努力しろ」というだけの正社員がたくさんいる

某掲示板でよく議論になる、「貧困」「格差」「非正規労働者」「女性の社会復帰」などの問題。ここの手のトピックでは必ず「努力すればいい」「ダメなのは努力が足りないから」と声高に主張する一群の人たちが出現する。

この人達の多数は恐らく、有名大を卒業して大手企業に勤めているのだが、中には貧困家庭に育ちながら文字通り努力で克服したヒトも混じっているからやっかいだ。この手の人たちは体験があるだけに信念が強固だ。

社会は理想郷ではないので、あちこち矛盾した制度が混在しており、必ずしも平等でも公平でもない。更に言えば「何を持って公平とするか」という定義すらない。「ある一人の不幸な人」がいた場合、社会が変わらないのなら本人が克服するのは仕方ない事ではある・・・が・・・「強い立場にいる人」に限って「努力が足りないのでは?」という事を主張する傾向が強いように思われる。

もちろん、「目の前の現実」に対応するには、頑張るしかない事もある。それはそれで仕方のないことだ。しかし、「頑張れば解決」ではないだろう。

思うに、有名大学を出て正社員として大企業に勤めている人は、「自分は努力してきた」「今も努力を続けている」から、「今の地位がある」「今の給料がある」と思っているだろう。しかし、実際は違う。「窓際族」を見れば明らかだ。推定600万人はいると言われる「社内失業者」の存在も、「努力の結果」がウソである事を示している。日本の労働法は、会社が余程の危機に陥らない限り解雇を許していないため、「明らかに向いてない仕事をしている人」がワンサカいる。そして、会社が「より向いている人を労働市場から調達」する事が妨げられている。

つまり、失業者や非正規の立場に甘んじている人の中には、本来就業できる能力やスキルがあるのに、席が空かないから正社員になれない、人が一定数いるのだ。これを放置し、スキルのない正社員を淘汰し、より向いている人を迎える仕組みをもたないままに、「努力しろ」というのはあまりにも酷であろうと思うのだ

ところがこう書くと「そんな優秀は非正規はいない(見たことがない)」「社員とは責任の範囲が違う」・・・などと、ともかく「実際に正社員に登用される人がいるのだから、道はあるではないか」「そのようなシステムは必要がなく、単に非正規の人が努力すればいい」という主張をする人が大勢いるのだ。

しかし・・・よく考えてみれば、その意見は根本的にオカシイ。そもそも、企業が一方的に解雇・賃下をすることを規制しているのはなぜか。「労働者は弱者であり、会社は強者であるため、保護しなければ生活が不安定化するから」だ。とすれば、保護すべきは弱者であって強者ではない。努力の結果実力を付けて正社員(強者)になれば保護を受けられる・・のは本末転倒だ。実力があるのだから会社はおいそれと解雇はしないし、実力があるのだからポストにも就きやすい。そのような人に保護を与える必要があるとは思えない。

そう考えると、正社員化のハードルを下げて金銭解雇を解禁した方がよいと思うんだけれども。個人的には数ヶ月分の給与相当の手当で自由解雇できる、のが合理的だと考える次第。非正規には「努力」を要求しておいて、金銭解雇に反対している人は、「自分も解雇されないように努力すればいいだけ」という事を忘れているように思う。根性主義だが、「自分は例外」なんだな。

*ちなみに、こういうことを書くと、「だからオマエは非正規なんだ(正社員になれないんだ)」「正社員は責任が違う。オマエにはわからないだろう」などと、非正規社員だと勘違いされます。もともとイチブジョージョー企業出身だし、外資系企業もいくつか渡って管理職までやったし、今は小さい会社だけど経営しているんで、大抵の正社員より経験はあるつもりなんだけどなぁ。

Saturday, October 15, 2016

電通新入社員の過労死に思う2

このエントリの続き。

つまり、要素としては、
1)社内を閉鎖的なムラ化する文化がある
2)それは多分、電通だけではなく、多くの日本の会社にある
3)そこに染まらないと生きていけない。ドロップアウトの道が見えない場合、死に追い詰められる。
4)ムラ社会では、ムラの中では従順である限り保護されるが、どのムラも似たようなもので新参者には厳しく、ドロップアウトは非常に重い決断
5)逃げられない気持ちになる、のをよい事に、過剰なプレッシャーをかけて組織に従順に教育する文化が付帯的について回る

というベースがあって、その上で「辞める」「鬱になる」「自殺する」という3択になるのだが、その3択が重すぎる、のが問題。

そう考えたときに、

6)雇用を過剰に守ろうとする法律や文化

 が、大きな役割を果たしていると考えた。

 それって、「労働者が子供扱い」って事だよね。「会社は労働者を保護せよ、その代わり子供扱いして良い」って事だから。自分で自分の食い扶持を工面できない人間、を子供だとしたら、だけど。

やっぱり「終身雇用・年功序列」がダメな気がする。お互いに大人として「条件が合わなければサヨナラ」という割り切りがないと、糞詰まってしまう。そのためには、「流動的な労働市場」がいるし、更にそのためには「ダイナミックな雇用環境」が必要。労働者が目先の雇用にしがみついているうちは、実現しない事だ。

解決は遠いだろう。これは大半の労働者の既得権益(雇用と賃金の保護)を脅かすものだから。 それに、例えば若いウチはトレイニー(徒弟制の弟子)として低賃金で働き、一人前になったら正採用、ような形が考えられるが、これやったら「学歴カースト」にひびが入るよね。「偏差値の高い大学を出ている」事(だけ)がプライドの人たちは困るよね・・。


Friday, October 14, 2016

英語と中国語2

英語と中国語

のupdate。

  • 英語
Japan Newsは相変わらず読んでいるけど、週に2~3日だな。読めない日の方が多い。それでも読めるときは、文字換算で2面分くらい読む。当初よりはだいぶスピードは上がったかな。
そういえば英検のモニターテスターに選ばれたので、受けてみることにした。多分、英検の問題のレベルを調整するための調査だと思うのだが・・英語力診断をしてくれる、というので。今年準1に受かったばかりだし、まだ1級には遠いはずなので・・・レベルチェックにちょうどいい機会だと思う。

オーレックス和英辞典の第二版が発売になった!。早速買った!
メインの英和辞典をオーレックス(第二版)にしているので、その流れで。辞書は各辞書の信者達が熱い論戦を繰り広げているんだけれど・・・一番人気のジーニアスは個人的には「見にくい!」ですかね。一応G5も持ってはいるけど、滅多に引かない。電子辞書でなければ、とりあえずオーレックス引く、感じ。納得行かない場合はG5に行かずにロングマンに行きます。通常、訳語が欲しいわけじゃなくて、ニュアンスというかイメージというか、を欲しているからかも知れません。なお、何気なく書店でルミナス英和辞典を手に取ってみました。ライトハウス(下記)と同じ出版社ですし、時々比較で名前が出てくるので。見やすく使いやすい印象で、イイ辞書だと思います。ただ、版が古いですね。現在売っている第二版が2005年ですから。新版が出たらいいかもしれませんね。あと、ウィズダムもいいですね。

ちなみに学習辞典としては最近はスーパーアンカーが評判がいいようです。 後は、ライトハウスコアレックスですかね。子供の塾の先生はライトハウスを強力に推してきますし、確かにいい辞書だと思います。オーレックスのファンですから、個人的にはコアレックスが好みです。ただコアレックスには和英がないのですが。


  • 中国語
まいにち中国語の9月分まで終了!。全部聞きました!。で10月から「レベルアップ中国語」に進んでいます。この四半期(10~12月)は発音強化、って事でイマイチ望んでいるレッスンではありませんが、せっかくなのでやっておきます。間違った発音のまま次のステップに行くよりはいいかな、と。発音の練習が主なので、予習があまりないので、時間ができました。なので、CDも買ってあることだし、4月からの復習と、簡体字の練習に充てたいです。これ(中国語簡体字ワーク)買ってみた・・!


英語のところで 辞書の話題が出ましたが、今のところはじめての中国語学習辞典を使っていますし、これで事足りています。次の辞書は少なくとも半年先の予定。でも今日、本屋さんで中国語のコーナーに行ったら、中国語の辞書がたくさん売っていてちょっと驚きました。こんなに種類があるとは・・。選ぶのが大変そう・・でも楽しみです。


 またアップデートします。

Saturday, October 8, 2016

NHKで放送された貧困番組に登場した人が叩かれている


ことの経緯。(リンク

一方で、反論。(リンク

な訳だが。

確かに「食うや食わずの貧困」ではないが、「十分なお金のない家」ではあるだろう。彼女が叩かれる理由はいくつかあるだろうが、「相対貧困」に対して「どう扱うか」というコンセンサスがないところに流された番組だからというのが大きいだろう。
また、彼女のお金の使い方にも問題がある。「支援を訴える」立場の人が、ファミレスで貧乏サラリーマンではとても手が出ないようなランチを頻繁に食べてみたり、値の張るエンタメ系のイベントに参加してみたり・・・これだと、「支援して欲しい」という訴えに理解は得られないだろう。「できるだけの事は自分でやっている」という姿勢と実績がないと。
もちろん、そのプチ贅沢を止めたからと言って進学ができるわけではないのだが、「姿勢」は問われるよね。例え「ちょっと小遣い」程度でもパチンコやギャンブルをしている人に支援しようと思わないのと同じ。「まず、それやめなよ」って言われるのは仕方ない。

また、「夢を諦める」というその夢が「アニメだ」というのはイタイ。イタすぎる。職業に差別はないと言うが、単なる趣味にしか見えず、「堅実に稼ぐ事を考えての進路」にはとても見えない(実際にはわからないのだが)。これも理解を得られない要因だろう。これが「看護師」だったり「理美容師」「調理師」だったら全く違う話になったと思う。

相対貧困は「食うや食わず」の状態ではない。贅沢はできなく、人並みには暮らせないが、とりあえず生活はできる。このゾーンの支援は難しいだろうと思う。元々稼ぐ力に乏しいからこその状態なので、単に支援しても自立に繋がらない。当人達の生活が楽になるだけで、稼ぎは増えないので依存してしまう。そこで「キャラクターのランチ」なんて見えてしまったら、「支援が、贅沢に化けている」ようにしか見えない。その少し上の層は慎ましく暮らしていて、プチ贅沢なんかしないのですから、「お金がないって言ってて、何やってんだよ!(怒」って話になってしまうのです。

と、つらつら考えたところで、疑問が。「どうしてみんな普通科の高校に行くのか?」ですね。商業科や工業科に進学すれば、高卒で働けるのに!。貧困対策として、もう少し脚光を浴びてもよいのではないか、と思います。どうも、一億層中流に持っていくような政策になってしまっていて、機能してない気がします。

例えば、従来の商業科や工業科に加えて、介護科や保育科などを設け、同時に免許(準介護士や準保育士など)を与えてすぐ働けるようにする、というのはアリではないかと思います。

電通新入社員の過労死に思う

電通で東大卒の新入社員が自殺した、という。
あまりに悲しい。

背景は、日本の会社の多くに共通する体質から来る問題だ、と考えている。これは会社だけの責任ではなく、社会システム、とりわけ雇用の問題が大きい。

日本人は、雇用の維持に重点を置きすぎてきたのではないか。雇用を維持するために、他のいろんな大切なことを捨ててきているのではないか。そんな気がしてならない。

日本の会社は人の流動性が低い、閉鎖的な組織だ。そして、人材市場(転職市場)が小さい上に未成熟なので、非常に閉塞感がある。彼女も「辞めればいいのに」という人もいるが、日本のように「生え抜き優先」が明らかな会社では、退職はせっかく東大出て積み始めたキャリアを棒に振ることを意味する。日本の大手企業に今と同様なエリートコースで転職することは、ほぼ不可能だからだ。また、年功序列制度の下では、転職者は下に扱われるので、もし転職できても一発逆転が非常に難しい。大手企業では、転職して入ってきて人を「外様」と呼んだりするくらいだ。つまりエリートであればあるほど、職を離れると失うものがあまりにも大きい。彼女もそんな中で、閉塞感に苛まれながら悶々としていたのではないだろうか。

彼女は弱かったかも知れない。エリートの道、を捨てたところにある人生が見えなかったのだから。しかし、せっかく最高レベルの大学を出た人材を「ムラの住民」に染めるような育成をしてしまう会社、また、そういう組織にせざるを得ない日本の雇用慣行に疑問を感じる。

しかし、多くの人には賛同して貰えないだろう。私が批判したいのは、(仕事がなくなって)解雇される事を「不当解雇だ」と感じる神経だからだ。

なぜなら、仕事がなくなっても解雇されない(終身雇用)−>企業は社員として人を抱える事を抑制せざるを得ない−>非正規や下請け、アウトソースに押しつける企業文化が生まれる−>社員は最小限だが、社員でないとできない仕事は多く過負荷になりやすい

これは、「仕事は会社から保証して貰うのが当然で、クビは不当」という事がもたらす弊害だからだ。

物事は「いいとこ取り」というのはできない。ブラック企業問題もそうだが、根本的には企業に過度に雇用リスクを負わせているが故の「しわ寄せ」だ。会社もただ単純にリスクは負えない。だから、その代わりに社員の自由を奪わざるを得ない。そして、自由のない人ばかりの組織で、自由を求める人は煮詰まってしまう。

となれば、この問題は当面解決しそうにない。残念だが、多くの人が実は解決など望んでいない(自分に一切の不利益がない形での解決しか望んでいない)からだ。悲しいことだ。

2016.10.11追記

なお、残業100時間こなしていた、という。若い頃やったことがあるが、感覚的には「ずっと会社にいる」「家は寝に帰るだけ」だ。逃げ場のない閉塞感が彼女を自殺に追い込んだのだろうと想像が付く。
場をコントロールできる側の人はそれ程のストレスはない。任意で100時間いるのだから。しかし、命令で、或いは強制・半強制的に「帰れない」状態というのは精神的に非常に厳しい。短期間ならまだわかるし、仕事の都合でやむを得ない事もあるだろう。しかし、長期間は無理だ。特に日本の会社は島型の机の配置でプライバシーがないので、マイペース型の人や波の激しい人には合わない。
彼女はどんな人だったのかわからないが、精神的に息抜きができず、追い込まれたのだろうと察することができる。
上記で雇用慣行の話を挙げたが、こういう「集団主義」で「マイクロマネージする」という労働慣行も彼女を追い詰めたのかも知れない。

彼女は新人さんだった。彼女は「型にはめられる」前に自殺を選んでしまった。型にはまって、状況に何の疑問も持たなくなれていたら、あるいは死なずに済んだかも知れない。

 個人的には、彼女の事が分かる気がする。大手企業に就職したものの、連日の残業、プライベートの時間などなく、疲弊していた。幸いだったのは、地方出身でそもそも東京には「戻りたくなる」プライベートライフがなかったので、「窮屈」さが恐らく和らいだこと(戻りたくなる場所がないし、遊びたい所もわからないし、会いたい友人もいない)、と、燃え尽きる前に企画部門に異動になって「連日深夜残業」状態から解放されたこと、一人で客先に奉公(常駐)に出された事から、会社や所属部門への所属意識が薄らいだこと・・・などがあって、燃え尽きずに済んだことだと思う。
その後、外資系企業に転職したのだが、外資も激務ではあったが、閉塞感は薄かった。会社は雇用を保証しないので、「どうせ保証なんかしないんだから、逆に無茶も言うな!」てな気持ちでいられたから。上司も含めて「どうせ10年はいないだろう」と思って働いているので、「会社や組織への忠誠」なんて誰ももっておらず、無理矢理組織に自分を合わせる必要もなく、それも気楽だった。彼女も外資なら追い詰められなかったのかも知れない。

この関連記事、もなるほど、と思う。



 

Thursday, October 6, 2016

白紙領収書は問題がない

朝日新聞記事

えっと・・・。それで税務署に出してみたらどうだろうか。
この点については共産党が正しい。

議員のセンセは、「面倒くさい」「そんな事やっている暇がない」「そんなことしたら仕事の時間がなくなる」 などの言い訳が思い浮かぶだろう。

しかし、「国民には義務として課して」いて、言い訳は許されていない。脱サラして自営業になって最初に悩むのは、仕事の時間は自由になるが、会社員時代には想像もできない膨大な事務に忙殺されることだ。それを国民に義務として課しておいて、言い訳は許されないだろう。

法的に問題がない、こと自体が問題だ。