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Saturday, November 28, 2020

コロナ不況下での大学生の生き残り戦略

 駄文前提。

 コロナ不況下だ。学費も払えない学生が増えているとか。奨学金でなんとか辻褄を合わせる手もあるが、景気の回復も見えていない中では奨学金の返済も難しいだろう。

それでも、国公立大、早慶上理、マーチや関関同立、地方のトップ私大や日東駒専、産近甲龍や専門の大学(いわゆる理系)ならまだ通う価値はあるかもしれない。しかし、いわゆるFランはどうだろうか。もともとFラン大は就職状況も生涯年収も高卒と同程度で(経済的な意味での)投資価値はない(参考: fラン.com)。「大卒」の肩書だけだ。なのに、学費だけは有名大学と同程度かかる。大卒の資格が要求される仕事に就く以外には価値はない。

上のサイトを見れば、「大卒の方が高卒よりも生涯年収が多い」「就職も大卒が有利」が真っ赤な嘘であることがわかる。「大卒=高年収」が成立するのはそこそこ有名な大学に行って大手企業に就職した場合だけ。有名大学なら有名企業・大手企業に就職しやすく、彼らが平均値を上げているだけのことだ。

多くの人にとっては大学の学費は投資には見合わないのではないだろうか。だとしたら、「通信制大学」に転学するのはどうだろうか。もう3年生や4年生なら今更変わるのももったいないが、1年生なら検討してもよいのではないか。それでも「大卒」の資格は得られる。同じ大学の中に「定時制」や「通信制」があれば、大学に相談してもよいかもしれない。「学費が払えないから」と。大学としては奨学金を使ってでも卒業まで在籍してほしいのが本音だろうが、辞められるよりはマシだろう。就職だって不利にはならないだろう。ちゃんと理由があるのだから。「大学を続けるために通信制に代わり、昼間働いて生活費を稼いだ」と言う人の評価が(元よりも)低くなるわけがない。

なので、学費が払えなくて困っている大学生や親がコロナで困窮している受験生は、積極的に通信制を検討してもよいのではないだろうか。