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Sunday, December 15, 2019

中国語検定3級に合格

先月(2019.11)に行われた第99回、中国語検定で3級に合格しました。不合格を確信していたので、うれしさ半分あるものの、自分自身に納得のいかないところもあります。

まず、筆記ですがピンイン問題はロクに正答できなかったです。「ちゃんと」ピンインをやるのではなく、文章や会話の中で「なんとなく」覚えているだけなので、結構誤答した。2声と3声の区別や有気音無気音、ngなどの区別はかなり怪しいからだ。これは力不足は間違いない。後はまあまあ正答はしたけども、決まり文句や文型、整序問題などは正答はしたものも確信もって回答したわけじゃなく、力は足りない。
リスニングの前半は、一応前回より向上は実感して「何について話しているか」が何となくわかる程度になり、そこから選択肢を絞りこむ程度にはなれたが、確信をもって「これ!」と選べたわけではない。 また、長文のリスニングは「ところどころ」知っている単語がある、程度でそれを繋いで何を言っているのか推測して回答しており、これも確信をもって答えられた問題はほとんどない(それでも、わかる単語や言い回しが前回よりはかなり増えているので、前より推測の手掛かりは増えたのは増えた・・・が)。

という訳で、3級の合格通知をいただいたものの、自分なりには納得がいってないわけです(点数もギリ)。トレーニングブックをちゃんとやれてないまま受験したこともあり、勉強が中途半端だった事は間違いないので、ちゃんと3級レベルを網羅する意味でトレーニングブックをキチンとやって次に進もうと思います。


Saturday, December 7, 2019

厚労省もご無体なことを

https://www.yomiuri.co.jp/national/20191208-OYT1T50037/

厚労省が大企業に対して、「中途採用率」の公表を義務付けるそうだ。新卒一括採用からの転換促す、って・・・・物議を醸すためにわざとやるならいいんだけど、普通に考えたら「は?」ですよね。

大企業は余力があるが故に、ろくな仕事をしないで会社にしがみついている「社内失業者」がたくさんいるわけで、中途採用を探す前にまずそいつらに仕事をさせるのが先。だから中途採用率が低いに決まってる。事業のマッチしない人を外してマッチする人を雇用する、といった事をそもそも制限しているわけで、キチンとした(?)会社ほどそれを愚直に守り、それ故に中途採用率が低くなってしまう。

解雇規制を緩和しないと人は流動化しない。市場が流動化すればリスクもあるが、チャンスも増える。流動化せずにチャンスを増やすのは「無理」だよ。だから、このニュースだけ見ると「は?何言ってんの?」になりますね。




Friday, November 8, 2019

最近のボールペン事情2019

以前、三菱鉛筆さんのジェットストリームに感動して一時ジェットストリームインクを搭載したピュアモルトをメインにしていました。4色インクとシャーペンのですね。
その後、パイロットからアクロボールが出てきてウッドを買ったので併用にしたんですが・・・。

最近のメインは4色のフリクションボールです。なんで、せっかく油性系の低粘度インクのがあるんですが、使う機会が減ってしまってあまり重要ではなくなってしまいました。それによく考えてみると、低粘度インクがいいのは、「たくさん書くとき」なので、低粘度は黒だけでいいのです。赤も青も緑もマーカーや注釈を書くだけなので普通でよい(いや、普通の方がかすれたりしにくいので、むしろよい)。

で、今は結局、低粘度インク搭載の黒一色のボールペンと、普通インクの多色を使い分けるのがいいのかな、と思っています。
単色は、ゼブラのフィラーレ・ウッドフォルティア・コーンが今のメインです。このインクEQ-0.7は、ジェットストリームの単色インクSXR-7と長さが同じなので、ジェットストリームの軸にも転用可能です(形状の違いのため、SXR-7をゼブラには持っていけません)。パイロットのアクロインク系も書き味が好きなんですが、1000円超えるペンと安いペンで替えインクが違うのが唯一のネックです。

4色はトンボのリポーター(低粘度ではない方)と、ゼブラのクリップオンスリムがいいですね。この2本は軸が細いので、ペンケースにわき役として入れるのにいいです。トンボの4色インク(BR-CS2)はジェットストリームのインク(SXR-80-07)とサイズが同じなので、上記のピュアモルトにも刺さるので軸が無駄にならないな、と。ゼブラのインク(SK-0.7)は微妙に長さが違います(ゼブラのが2ミリほど長い)・・切ればいいのかな。

ぐだぐだ書きましたが・・以前あれだけ気に入ってたウォーターマンやらクロスはすっかり使わなくなってしまいまして・・・高かったのにもったいない!。書き味はいいと思うんですけどね。

Sunday, September 1, 2019

Autohotkeyに救われる

個人的なこだわりで、パソコンはUSキーボードを使っている。最初は単にカッコいい、という理由だったが、最近では慣れもある。ちなみに、USキーボードに移ったのは8年ほど前で、Macに移ったのと同時だ。以降、MAC+USキーボード(メニューも英語)。

ところで最近、仕事でどうしてもWindowsPCを使うことになった。プロジェクトに参加したので頻繁にドキュメント交換するようになったのだが、圧縮ファイルの文字化けの頻発で当初迷惑をかけてしまったのと、管理ツールの類がWindowsでしか動かないものがあるためだ。以前ならUSキーボードのWindowsPCってあまりなかったんだが(ノートだと)、最近は結構あるみたい。いろいろ評判を聞いてLenovo ThinkPad X390を購入した。

で、一点困ったのが「日本語変換と英字の切り替え」。"Alt+~"はいまいちだ。"Ctrl+Space"を割り当ててみたものの、使いづらい。何とか"Alt+Space"にしたいな、と探したのがこれ。AutoHotkeyってやつです。で、日本語の解説に従ってインストール、設定。起動すると、うれしくも、"Alt+Space"で切り替えができます!。

ああ、便利・・・。

【追記】
Alt+c をコピーに
Alt+xをカットに
Alt+vをペースト(貼付け)に
割り当てました。MacのCommandキーの位置にAltがあるわけですからそれを模して。さらに快適になりました。

あとはそうだな、変換時のカタカナへ、とかひらがなへ、がMacと違うのでMacに合わせたいな。

Thursday, July 4, 2019

中国語の難しいところ(中国語検定3級目標)

さて、前回残念だった3級に、再度チャレンジすべく勉強中です。

前回の3級テストは「筆記は、合格点までもう少し」「リスニングがからきしダメ」だったんですが、理由を考えて見ました。

中国語は、同音異義語が多いですね。文節を一気に読むので単語の繋がりもわかりにくい。英語だと「この単語知らない」が割とハッキリするのですが、同じ音の単語(や似た音の単語)は頭の中にあったりするので中国語だとそもそも「知っている単語かどうか」がわからない。一生懸命知っている単語を充てて理解しようとしてしまいます。四声や有気音無気音の違いを聞き分けるのも難しいですが、同音異義語が多いと聞き取りが正確ではない場合に推測するのも難しい。加えて、人文字一音ですから、速い。考えてる暇がない。

こう考えると、基本的な文法や文型を抑えると、次は大量の語彙と「言い回し」を覚えねばならない、という事です。例えば、「留学」(リュウシュエ)ですが、「留学したことがある」になると「留过学」(リュウクオシュエ)と、間に入るので、音の繋がりとしては(初心者には)別の単語に聞こえてしまいます。これに慣れないと聞き取れない(意味が取れない)ですね。

活用とかないので単語自体が変化しないのでそれはいいのですが、その分を文型・構文で表現するので(?)構文は覚えないといけまん。加えて単語の聞き取りが難しい。

この辺をちゃんと解消しようと思ったら、量をやるしかない。11月の試験を目指して、コツコツ続けていきたいと思います。

 いまやってるのは、NHKラジオ・レベルアップ中国語「間違いのない中国語を目指そう」の復習です。復習なので、テキストを見ないでスキットを聞いて文字を思い浮かべられるように心がけています。7月がちょうど番組の切替なので、7月から(ネットなので来週から)は同じレベルアップ中国語の次のプログラムをやろうと思っています。

うん。3級なので2回は落ちたくないから。でも自信なくなってきたなぁ。

Wednesday, February 20, 2019

同一労働同一賃金は日本の労働慣行と矛盾する

本日の読売新聞34面に、東京高裁判決が載っていた。駅の売店の契約社員(10年勤務)に退職金を払うように命令が出たそうだ。同じ仕事の正社員にはある、というのが1つの根拠だった。

同一労働同一賃金の考え方から言えば、一歩近づいた、という事だと思う。しかし、これは正社員の「既得権益」の矛盾をまた1つ明らかにしたものとも言えるかも知れない。

そもそも正社員にはなぜ退職金制度があるのか。なぜ非正規は対象外なのか。それは恐らく、会社が認識する従業員とは基本的には「正社員」だけで、非正規社員は言葉は飾っても「手足」だからだ。労働条件交渉をして、社員の待遇について団体(労組など)で待遇を形成しているわけだが、「全従業員」にその処遇は適用できない。仕事には波があるし、「手足」の業務なら安い賃金でも労働力が手に入る。わざわざ誰でもできる、仕事に高い賃金を払う事に合理性がない。今までは労組も、自分たちのメンバーである正社員の処遇さえ改善できればよかった。そしてそのために、「犠牲となる」非正規の社員が増えることに目をつぶってきた。「全員が好待遇」なんて無理だと分かっていたのだ。だから、「好待遇の人たち」と「そうでない人たち」の処遇に差をつけて、好待遇の人たちの権益を守った。

さて、日本では社員は「ゼネラリスト」として雇用される。クビにできないので、能力がない人でも席は残ることが多く、処遇も悪くない(ライバルよりは相対的に劣っても、他社比較では十分に好待遇)。で、「誰でもできる事」を好待遇でやっている。この判決に従えば、企業的にはそれもできなくなる。同一労働同一賃金に従えば、今度はその「誰でもできる仕事」をやっている人たちの給料を引き上げるか、当人の賃金を下げるかしなければならないからだ。しかし、当人の同意のない賃下げは事実上できない。なので、この判決によれば、会社としては、「誰でもできる仕事」に高賃金を払わねばならないリスクを負うことになるわけだ。判決の例はキオスクだから、例えば、本部のエライ人が何かやらかした(クビになるほどではないが何かネガティブな事)。で、ラインから外され、(左遷として)お店に行かされた、と。店に行ったからと、給料が店員と同じになるわけではないので、店員としては好待遇だ。他の従業員がこの「元本部の偉いさん」の処遇を根拠に、同一労働同一賃金を実現しろ、と言われた場合どうするのか。なかなか難しい問題だろう。責任や事実を曖昧にして暗黙の了解で「左遷」させているのに、一人だけ賃金が異なる根拠を明確にする必要が出てきてしまう。「やらかした罰としてやらせている」事を。それはそれで面倒だ。この曖昧さが柔軟さでもある訳だから。

 ジョブディスクリプションを定めて、ポジションに応じた賃金を出す、という流れはある。しかし、進まないのは、それをやると「異動」が命令できなくなってしまうからだ。企業に取っては異動命令を出す権利は重要だ。解雇や賃下げできないので、正社員の雇用を是が非でも守るためには、「職はなんでもいいから仕事をさせる」裁量を持たないとできないから。で、ずっと同じメンバーにすると澱むので、定期異動で部署を回しているわけだから。職種やポジション、労働内容で賃金を決めるのはよい流れだと思う。だけど、会社側に解雇などの権利を与え、「仕事(雇用)はポジション単位(会社単位ではない)」という形にしないと、寸詰まりになってしまう。

これから外国人労働者が増えるともっとややこしくなる。文化が違うと想定してない事が起こるだろう。その際、解雇権がないと非常に危険だ。緩和した方がいいと思う。日本人でも「変な人」「常識の通じない人」「権利ばかり振りかざす人」はいるものだが、少数に留まっているから企業も吸収できている。外国人に日本の常識は通じないと思った方がいいし、かといって外国人にだけ解雇権を行使できるような法律もできないだろう。だから会社に大きな裁量を与えないと。結局、権利意識の強い人ばかりが得をする事になってしまい、割を食うのは大人しい人だ。誰だって自分の雇用は安泰にしたいだろうが、それで一番得をするのは権利意識の強いフリーライダーだ。会社は、彼らを養うために、良識的な大人しい人の給料を抑えざるを得ない。総人件費の枠は天井があるんだから。

そんなことを考えて見ました。