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Sunday, November 28, 2021

第104回中国語検定2級受験

 第104回中国語検定(2級)を受験してきました。

 まあ、ダメでしたが、今後の学習のために「ダメだったところ」を記しておきたいと思います。

 まずリスニングですが、以前3級を受けた時よりも「部分的に聞き取れる」ところは増えていて、なので長文のところは「何の話題で」「だいたいどんな内容のことを言っているのか」はわかります。が、「いつ、だれが、どこで、なにを、どうした」というのまで正確には聞き取れないので、結局設問には答えられないのですが。 また、「問に対して適切な答えを選ぶ」のも、「何を聞かれているか」までわからないので、選べない。

まあ、3級を受けた時よりも進歩していることは実感できたけれど、でも答えられなかった。

 筆記試験も、同じような物で、「何について書かれているか」はぼんやりとわかり、ところどころはハッキリわかるのだけれど、設問には答えられない。うむ。

全般に語彙力の不足もあって、「ぼんやりと回答を選んで」も、選択肢の中に知らない単語が出てきているとそれに引きずられて確信が揺らぐ、とかね。

例えて言うと、言語の理解ってジグソーパズルだと思うんですね。相手の言葉が全部の絵だとすると、ネイティブじゃないし100%はわからない。でも80,90%わかれば残りは推測して全体の絵を理解できるからコミュニケーションに支障はない。ただ、私の中国語はこの2級の問題に対して30とか50%の感触で、推測しても全体の絵がまだわからない状態。これを埋められて、7割、8割わかるようになれば、ぐっと伸びるはず。

違うたとえで言えば、濃い「すりガラス」を通して風景を見ているというか。3級の時もそうだけど、学習していくと白いのが薄くなって向こうがどんどん見えてくるようになる。そんな感じとでもいうか。

今後については、

リスニングスピードはいい(ゆっくり読んでもらえる)のだが、やはり、語彙不足でわからないところが多いので、語彙増強と文章慣れ、するしかないかと思う。今までのやり方は間違ってはなかったんだけれど、量が足りなかったんだろうと。

 NHKの昔のレベルアップ講座の音声使ってやってみてはいるのだが、デクテーションを一冊やっただけなので続けて何冊かやって(あるいは別の本でも)確実に理解できるようにする必要があると思った。今後も継続して取り組んでいきたいと思う。

感想だけれど、3級は試験で途中退席する人が多かった。自分自身も途中退席した。でもね。2級はほとんどいない(前の席だったので後ろは見えないのだけれど、雰囲気で)。自分の横やすぐ近くで途中で席を立つ雰囲気はなかった。やっぱり問題量が多いんだろうなぁ。ちなみに自分も終了数分前までずっとやってた(10分前からは退席できない)。

難易度について。問題の難易度を見ると「2級合格」レベルであれば(あれが理解出来たら)、特殊な語彙の部分を除けば駅や空港のアナウンスを聞きとったり、標準的で丁寧な話し方の会話を理解できそう。また、文章も基本的な語彙で書かれた平易な内容のものであれば理解できそう。ただ、実務レベル(明日出張に行って一人で打合せできるレベル)ではないだろう。それでも2級レベルに達すれば「誰かペラペラの人の補助があれば」対応は可能だと思われる。英語からの推測ではあるんだけれども。

いずれにしても、次、がんばろ。 

2021.12.26追記

先週だったかな。結果が返ってきた。得点率は筆記 49%、リスニング50%。まだまだ、ということで。


Wednesday, August 18, 2021

まだやってたんか

 首相、経済界にテレワーク徹底を要請 経団連十倉会長と会談

 スガ首相が経済界にテレワークを改めて要請したと。うん、まあ、今の状況じゃ仕方ないよね。でも、「テレワークに向いてない労働システム」に、「一切」手を付けることなく要請されても、「無理っす」としか言えないですかね。

一時的な措置ならわかる。でも、長期は無理よ。だって、日本の労働システムはテレワークに向かないんだもん。

 

Tuesday, August 10, 2021

中級の語学

 以前からやっている中国語学習。途中ブランクがあったりしたが、今、やっと、中級の学習に本格的に入った感じがする。というのも「キッツーイ」からだ。

 今、以前購入した中級テキストのディクテーション(聴いたものを書き取る)を中心にやっているのだが、ともかく新出の語彙が多く、それこそ1行に何度も知らない語彙や言い回しが出てくる。また、知っている語彙の場合でも、知らない組み合わせ((名詞)を(動詞)する、ようなケースでの英語でいうコロケーション)が多数、手を焼いている。漢字も単に簡体字というだけでなく、日本語には存在しないものや日本語では使わない用法がぐんと増えるので日本語の「想像力」で補えなくなってくる。

1レッスン”たった"1分半から2分程度の話を書き取り、「一度は」ちゃんと書き取れるまでやる、としてるのだが・・・エネルギーも時間も大変かかる。中国語の場合は漢字で書くので更に。

その前にやってたテキスト(これも中級向き。2冊やった)ではここまでキツいことはなかった。多分、中級といいつつ、初級のテキストに毛が生えたようなレベルだったので、「基礎の発展」くらいのものではなかったか・・。

ところで、なぜ「中級」になると急にキツくなるのか、考えてみたい。

まず入門級の場合、1番のハードルは「始めること」と「馴染むこと」そして「続けること」。見たことのない文字、アルファベットの言葉でも「ちんぷんかんぷん」なものはストレスフルだ。そのストレスに耐えて、継続的に学習を続ける、というのが最初の関門だ。で、初級の到達点は、「基本的な単語を覚える」「最も基本的な文法や語彙を理解する」 で、これができると、(頭で考えながらだが)「水が欲しい」「駅に行きたい」「これはいくらだ?」という最低限の発信ができ、相手がとても優しくゆっくりと言ってくれれば、「なんとなく、何を言っているかわかる」、という状況になる。

 次に初級に移る。初級では、文法や語彙を膨らませる。文法事項は基本的なものはだいたいカバーし、語彙も基本語(言語にもよるが2000とか3000)をカバーする。初級で学んだ内容が身についてれば旅行に出かけて、道を教えてくれた人や物を買ったときに店員さんと簡単な会話を楽しむことができるだろう。「これからどこにいくの?」「いつ日本に帰るの?」「友達が東京にいるんだ」などという会話ができる。ただ、初級では、頭の中ではインタプリタだ。見て、聴いて「日本語を介さず」にパッとわかる、という訳ではない。将棋で言えば「駒」と「コマの基本的な動かし方」がわかったレベルだ。そして、相手はこちらの語学力に配慮して「簡単な表現で、単純な文書で、優しい単語を使って」話してくれる必要がある。でないとわからない。

さて、中級に入ると、それでは済まない。目標点が「現地の人と支障なく旅行だけでなく仕事でも会話できる程度」になる。相手が幼児に話すよう「ゆっくり噛んで含んで」話さず、多少スピードや言い方に気をつける、難解過ぎる単語は使わない、という程度の手加減具合で話しても概ね理解でき、相手の小学生くらいの返しができる、というものだ。これだとインタプリタだと間に合わないし、そもそも「駒とその動かし方」を必死で覚えたところで追いつかない。ルールの多くは初級で習っているので、中級ででてくるのは「例外」「特殊な使い方」「ルールに書いてるわけじゃないが、慣例的な使い方」。単語だって「最低限のコミュニケーション」で必要なレベルじゃなく、相手が普段の生活で使っているもので使用頻度の高い物をカバーする必要があり、そのため5000から8000と一気に増えるが、それだけじゃない。文章に出てくる多くの単語は初級までに習った単語であり、新しく出てくるのは利用頻度の低い単語(つまり覚えるのが大変)。また、同じ意味だがニュアンスや使い道(文語口語の違い、丁寧な言葉と普通の言葉、ポジティブ、ネガティブのニュアンスの違い、その他細かい相違)の違う単語が多く出てくるので、単純に意味を覚えても使えない。そして「日本語と対で覚える」方法が通用しない。

 ということは、中級になると初級の勉強法の延長では通用しない、ということだ。初級レベルを完了しているのにそれ以上に語彙を増やしてルールをちゃんと学んでも、効果が低い、ということだ。つまり、ローギアでアクセル踏んでるだけなので、だんだん効率が落ちてくる。中級になったら、どこかのタイミングで「ギアアップ」する必要がある。

それはなんだろうか。多分、"目標レベル"(幅があるが、小学校中学年から中学レベル)の言語の教材で「量」をこなすことだ。たくさん読み、たくさん聞く(できれば話す、書く方も)。これはキツい。今まで100ピースのジグソーだったのが一気に400とか600のピースになるようなもので、その上各々のピースが難しいのだから。ピースをはめてもはめても、なかなか全体像が見えてこない。つまり中級の学習者はスランプに陥って、やってもやっても学習効果をなかなか感じられない、ということだ。せっかくギアアップしたのにスピードアップを感じにくいのは車とは違うところなのだが、着実に目標点には近づいているはずなのだが。

と、ここまで持論で書いてみた。いま、まさにキツい訳で、それを正当化して自分で納得させるために書いたわけだが・・・そう遠くない将来、この持論が正しいと証明される日がくることを期待している。

 なお、英語で見てて思うのだが、多くの人が初級の勉強法のまま中級に入り、しばらくして脱落し、初級から中級に移行しないまま学習を終えて(止めて)しまう。理由は二つあろうだろう。一つは、学習法をギアアップせずに初級の延長をひたすら頑張り、息が切れてしまうこと。もう一つは、学習法は「量の学習」に移行したのはいいものの、はやりその「量」がキツくて息切れしてしまったもの。どちらにしても止めてしまったのは同じなのだが、後者の場合は再開すれば克服できる。量を乗り越えさえすれば、いいからだ。まあ、先のことはわからないが、たとえ挫折するとしても一旦は学習法を切り替えてやってみるのがいいよね・・。

 

 

オリンピックは終わったが、これらからも続くコロナ

 オリンピックが終わった。まあ、コロナの制御はなんとかやり過ごせたようだ。もちろん、関係者の努力あってのことなんだが。運にも恵まれただろう。選手村内でのクラスターが起きなかったことも幸いだった(努力しても起きる時は起きるので・・)。

ただ、このタイミングで国内感染者が急増している。マスコミは政府の対応を叩きまくっているのだが、そんなに悪い対応か?。デルタ株が強いので防戦になっている事は確かだが、政府が進めてきたワクチン対応の「おかげ」で「高齢者の」感染率重症化率を低く抑えられてるのは確か。なのに、「不安」を理由に政府を叩くマスコミ。そりゃ不安だろうけど、政府「だけ」の問題か?。
その上、またマスコミで「PCR検査をすべきだ!」という意見が増えた。何のために?。日本では元々「発症者(感染した結果発症した可能性がある人)」への対処が方針で、識者の中には「PCR検査で医療資源を浪費しなかったおかげで医療崩壊しなかった」という意見もある。

政府の対応は、「既存の行政の仕組み」「既存の業界の利権構造」の枠の中で「のみ」対応しているようにも見える。だから効率が悪いし、対応も後手に回るし、あちこち配慮しているのかヌルい気もする。ただ、現在の政権与党は自民党で既存の仕組みを動かすのは経験も積んでいて上手い点は良い。これが野党なら慣れていない分、現場に無茶振りばかりしてもっと酷い有様になっていただろう。

ところで、「ラムダ株」というのもあるそうで、デルタ株も含め、既存のワクチンが効きにくいと。これでわかるのは、今後も新しい変異種は出現する可能性が高いし、だからこそ当面全面解除はあり得ない、ということ。つまり、「アフター・コロナ」は当面こない。「ウィズ、または、アンダー・コロナ」が長く続くという事だ。

ということは、だ。申し訳ないのだが、「かつての生活」を前提にした市場はなくなるか大幅に縮小するわけなのだから、その場を凌いで延命するための「補助金」を投入し続けるのは無理だ。飲食店の皆さんには申し訳ないのだが、「営業自粛」「酒類の提供禁止」は今後も続くし、リモートワークも定着していくから、都心の(ランチの)食堂なども需要が回復しない(少しはする)し、交通機関の利用者も回復は鈍いだろう。現在は一時的な措置だが、「長期前提」の措置に移行していかねばならないと思う。

鉄道は減便され値上げされる。外食も(酒類の儲けが大きく減るので)食事は値上げ、値上げに耐えられない所は業種転換(例えばデリバリーなど)を迫られる。ビジネスホテル需要も減るので、サテライトオフィスやセカンドオフィス、いっそ準医療施設(隔離生活用)などに転換しなければいけないかも。航空業界も飛行機を小型化しないといけないかも。買い物はするので実店舗はなくならないが、来店頻度は減るので、オムニチャネルへのシフトの必要はあるだろう。国の補助も「業態転換」とか「撤退や縮小」を支援するものに変わっていかないといけないのかもしれない。

Friday, July 9, 2021

東京オリンピックは無観客でやるそうだ

 賛否両論あるけれど、個人的には「賢明な判断」だと思う。

そもそも私自身、オリンピック招致に否定的だった。「東京」はオリンピックで知名度を上げる必要なんぞない世界的な知名度のあるアジアの大都会。ブランドを売る「必要がない」。他の都市、たとえば仙台とか福岡ならまだわかるんだけど、 東京には必要ない。

なのに、莫大なコストがかかる。経済効果というが「誰が得するの?」。元々建築屋さんと、インバウンド目当ての旅行業界(こっちは当てが外れたと思いますが)、以外になんかあるの?。しかも経済効果自体も瞬間風速でしかないし、「そのくらいなら都内の高校生の医療費全部無料にしろや!」って思う。

と、「復興五輪」?。なんじゃそりゃ?。東京は一体何から復興したの?。反対派潰しのために「文句がつけにくい」という理由で「復興」をくっつけただけじゃないの?。それしか考えられない。私自身も都民だけれど、身近にいる江戸っ子(3代東京住み)達は、首傾げてますよ。「????」。

また、仮に復興を結びつけるにしても、だ。この「同情を買う」ようなイメージはいやだ。日本に来ていただくからには、楽しんで帰っていって欲しい。「日本人の絆」かなんか知らんけど、そんなものを押し付けるのは申し訳なくないのだろうか。人間に例えてみようか。「僕は不治の病だったけど、頑張って克服したんだ、見てくれ!」なんて言われて、みたい人はいるだろうか。元々友達だったら回復を喜ぶのもありだろうが、押し付けるもんじゃないし、そんなこと大声で宣言する奴がいたら付き合いにくいだろう。気をつかっちゃうもの。

 と言うわけで、「お金が落ちてくる業界の利権オリンピック」見え見えだったので、正直反対だった。でも、決まってしまった。まあ、決まってしまったからにはちゃんとやらねばならんね・・・と仕方なく気持ち的に受け入れたところにコロナがやってきた。

これも七転八倒したな。まあ担当した人たちは大変ではあったと思うけど、「象徴的な行事だけ残して、試合は辞めればいいのに」というのが少し前までの自分の意見。今は「流石にもう止められない」だろうから、まあ、無観客が妥当かな、と。つい先日まで、なんとか観客を入れる方向で調整していたようなのでハラハラしていたが、まあ、妥当なところに決着したと思う。

 ただ、一つ気になっている。国内の感染状況については選手たちがちゃんと行動を守ってくれたらコントロール可能だと信じる他ないのだが。ではなくて、「選手同士の間で感染」し、ウィルスを母国に持ち帰るリスク、について報じているメディアが見つからない。対策して国内に感染が広がらないのはいいとして、東京のオリンピック会場をハブにしてウィルスが世界に拡散するようなことだけは避けて欲しい。世界のコロナ流行地といっても、様々な種類の株が流行していて、東京にはその全てが集まってくる。そして、感染すれば、「それまで流行地ではなかった」国に拡散していく。ワクチンハブ、ならぬ、ウィルスハブ、だな。東京がウィルスのハブ化してしまう、というのは「おもてなし」としては最低ではないのか。

滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」も、おもてなしの心があってこそだろう。しかし、報道は「日本国内(つまり自分たち日本人)がどうなるか」しか報じてない。オリンピックをやることが、「国内の感染状況にどう影響するか」しか。そんなのホスト国なんだから、対策はするにしてもリスクとしては受け入れるしかないだろうさ。「やる」んだから。

そうじゃなくて、参加して世界から来てくれる選手や彼らの母国に迷惑をかけない、という事は考えないのか。日本は一参加国ではなくて、ホスト国だ。ゲストが楽しく過ごして無事に帰っていただくように配慮するのがホストの役目ではないのか。 ホストの自覚の欠けた国にホストされるオリンピック。参加する選手に申し訳なく思ってしまう・・。参加者は「コロナ感染は自己責任」という同意書にサインさせられるようだが、契約は契約として、「ホストとしての対応」はやはり必要だろう。

 無観客は、まあ、よかった。最高ではないが、マシな決断だ。後は選手間での感染をいかに防ぐか、ちゃんとやって欲しい。あと、万一東京をハブにして感染が伝播した国があったら、ワクチン支援などの救済策をぜひ用意して欲しいものだ(大混乱が予想できるので、大っぴらには広報できないとは思うけど)。

 

 

 


Monday, June 28, 2021

YAMAHA NX-P100 BLUETOOTH SPEAKERをお蔵から出してきた

 ヤマハのコンパクトBluetoothスピーカー NX-P100

 

 

長らく使っていませんでした。というのも、音質が思っていたのと違って、ボケたというかこもったというか。気に入らず。で、長らく使っていませんでした。子供が家から出る時に譲ろうかとも思ったんですが、自分が気に入らないのを上げるのもどうかと思って当時お気に入りだったのを譲った・・元気かな、JAWBONE MiniJAMBOX。まあ、もう買い替えてなくなってるかもですが。

ところで手元のWindowsPCをLinux(Xubuntu)とデュアルブートにするので、スピーカーを探したわけです。手元にあるBluetoothスピーカー(TDK TrekMini)でしのいでいましたがWindowsとLinuxがいまいちスムーズに切り替わってくれず、Bluetooth接続は諦めてDAC搭載のスピーカーを買おうかな・・(アナログ出力は端子の位置がよくないのと、ノイズが乗るんですよね・・一方内蔵スピーカーは音悪いし・・)と悩んでいたところで、思い出し。お蔵入り状態のNX-P100ってDAC搭載だったよね。

で、(DACなので)USBでつないでみた。やっぱり音が気に入らない。そこで、ふと「イコライザーでなんとかしよう」と思ったわけです。日頃使っているブラウザFirefoxでプラグインを探したら、ありました、イコライザ。 モードを"LAPTOP SPEAKER"にしたら、気に入った音質になり一件落着!。(他にも気に入ったモードがあるけど、音源によるかな)

あと、PCローカルの再生はVLCプレイヤーとして、こちらはイコライザがついてます。こちらは"LAPTOP SPEAKER"がないので"ROCK"にするとちょうどいい塩梅。ただ、VLCの用途は語学学習がメインなので"SKA"の方が聞き取りやすい気もしますね。

いずれにしても、ちょうどこれでNX-P100が完全復活です。あらためて見ると、NX-P100は小型なサイズの割にちゃんと厚みがあるいい音がするんですね。もう一つの愛用のSONYのに比べて、素直と言うかストレートな感じ、音が前に出てくる感じで好感が持てます。もっと早く気がつけばよかった。FirefoxイコライザもVLCもどちらもWindowsでもLinuxでも(ついでにMacでも)動くので良かったです(MacはSONY SRS-X5ですがこれは気に入ってる) 。


Wednesday, June 23, 2021

東京:緊急事態宣言解除と蔓延防止措置ヘ移行

昨日からかな、移行したはずなんですが・・・

正直、どちらも同じ目的の措置な上に最初から基準がある訳じゃないので違いがよく分かりませんが。

東京に関しては「オリンピック」を意識しての事ではないかと思ったりします。開催地「緊急事態」のままでは都合が悪い。とはいえ、完全開放もできない、と。

飲酒に関してやや緩和されるようですね。「一人酒」だとなんだかあまり意味がない気もしますが。

 

今回は措置の是非ではなく、飲酒について書いてみたいと思います。

今回の措置で「いかに多くの酒を皆で消費してきたか」「飲食業かいかにそれに依存してきたか」が浮き彫りになったような気もします。あまり言われてませんが、個人的な感想で。

緊急事態宣言が始まったころは「夜食事をするところがなくて困る人」にインタビューしてましたけど、実際は「お酒が出せないと商売あがったり」という報道が目立ちます。「食事」の問題ではなかったわけです(食事に酒を含む人も多いでしょうが、酒は嗜好品なので「ないと困る」ものではないはずです)。また、路上呑み・・・ってちょっと常軌を逸しているような「そこまでして飲みたいか」という人も出現していましたね。

 お酒の文化や産業の都合もあるとは思いますが、一方で過度の飲酒は社会問題であり、 せっかくの機会なので飲酒習慣を見直したほうがよいと思います。下にURL貼りますが、飲酒者上位20%の人がアルコールの70%を消費しているという統計もあるそうで、これはちょっと異常ではないかと思います。このような過剰飲酒者を市場にして酒業界や「飲食店」が存在するのだとしたら、酒業界や飲食業界自体が健全とは言えないのではないかとも思います。昨今「ストロング系」の弊害も話題になっていますよね。

 酒を全面的には禁止する必要はないですし、 「適度に」飲むことも何ら問題ないですが、アルコール中毒患者は100万人もいて、予備軍はその何倍もいると思われるので、何もしないのもどうかと思います。

飲酒に関する統計こちらもうひとつ(PDF)

タバコにはTASPOがあると思いますが、飲酒も似たようなのを考えてもよいのではないかと思います。もしくはどちらも「成人」を対象にしているので一緒にしてもいいと思いますが。

個人的には次のようなもの。

  •  酒もタバコも、免許のある店か飲食店でしか買えない(タバコは登録?)
  •  酒、タバコを購入する際にはTASPOを提示して、販売を記録する
  • タバコは、1箱単位で、月間30箱の購入が可能(海外からのお土産は除外してよい)
  •  お酒はアルコール量を単位化する。例えば350ml缶のビールを100ポイントとして1日200ポイント換算。月間6000ポイントとか8000ポイントに制限する。飲食店でも「大ジョッキxxxポイント、中ジョッキxxxポイント」とする。複数人で分割計上できるようなレジを使用する。結婚式やパーティはTASPO登録者人数割でよい。
  • カードは本人しか使用できず、貸借は禁止される(カードは写真入り)
    (家族はどうするか、という話はある)
  • 購入枠は月単位で繰越はできない(あるいは1ヶ月だけ余った分を繰越でき、2ヶ月以上前のポイントは失効する、とか) 
  • 海外からのお土産は免税範囲はポイントに加算不要、課税分はポイントが必要

 もちろん、 副作用もある。次のような事が懸念される。

  • 飲まない、吸わない配偶者がいる場合、結局2倍になり(成人した家族がいればもっと)、抜け穴になる
  •  飲まない、吸わない人のTASPOを貸借する場合や、盗難になる事がある
  • 脅して酒やタバコを買わせる恐喝の類が起こることがある
  •  飲まない、吸わない人に無理やり「飲み」同行させる人が出る
  • パーティ・会食でバカ飲みする人が出る
  •  飲食業界は再編を余儀なくされる
  • 酒造メーカーの会社で立ち行かなくなる会社がでる
  • 海外では自由なので行って飲みまくる人が出る(素行の悪い旅行者を送り出すことになる懸念)
  • 購入して自分では飲まずに転売する人が出る(酒類、タバコ類の販売は免許制なので、転売は違法だが、友人間で融通する人は必ず出るだろう)、あるいは購入枠の転売が可能ならそういう人が
  • 密輸業者が出てきそう

とは言え、抑止効果が大きいと思われるので無駄にはならないだろう・・。抜け穴をフル動員して今まで通り飲む人はなくなりはしないだろうが、多数の人は家族間の融通程度に抑えられるのではないだろうか。

かつて、お酒は「神聖な飲み物」であった。ところが、企業化されて大量消費されるうになって、もはや「お酒」というだけでは「神聖さ」はなくなってしまった。安いのがたくさんあるから。お酒が体に悪いのはもうわかっている事なので、「適度に抑える」のが良いと思う。が、一方で企業となって株主を満足させねばならない酒造企業は「ガンガン、どんどん」飲んでほしい、という事になり、節度がなくなってしまう。国内での消費を総量規制しないと、そこら中がアル中だらけになっても「もっともっと飲んでほしい」になってしまいかねない。もちろん「買う、買わない」「飲む、飲まない」の選択権は消費者にもあるのはあるが、一日中CMを見せられたんじゃ、争うのは難しい。

 コロナのせいで「外飲み」が一種規制され、そこで見えてきたものもあるだろうし、生活の方を見直すきっかけにもできるはず。

安い酒をガブガブ飲む、という人が増えているんだとしたら、減らしたほうが良いのではないか。そんなことを考えてみた。


Thursday, May 6, 2021

東京都の蔓延防止等充填措置、緊急事態措置について

 2月に「酒類の提供をやめれば良い」と書きました。(こちら

 そうなりました・・。が・・・

 なんだか、マスコミは「やり過ぎ」というトーンで報道しているのですが。感染初期には、散々報道していたではありませんか。

  • 屋形船での感染 (宴会でしたよね?)
  • ライブハウスでの感染
  • ダイヤモンドプリンセス号での感染

この時、なんて言ってましたか?。人が集まるのが社会悪のように言ってたじゃありませんか。昨今、居酒屋関係者を出演させて「居酒屋で感染はないのでは」的な話をさせていますが、忘れたんですかね。屋形船は宴会だったし、ダイヤモンドプリンセスはレストラン・ボールルームで感染が広がった疑いが強く、ライブハウスだって「感染者の吐く息にウィルスがいるから」ってことでしたよね?。全部忘れてしまったんでしょうか。それとも酒造メーカーがテレビのスポンサーなのでお酒は悪者にできないのか?。

テレビ画面で「食事ができるところがなくて困る」という声を紹介する。まあ、20時で閉めろと言っているので、そこはわかるが、そんな時間に食事に行く人は大半が「飲み」がついてる。純粋に食事したい人なんて少ししかいないんだよ。以前、営業で全国を飛び回っていたが、出張先で夕食食べるところを探すと、「食事メイン」なんてなかなか少ない。「酒がメイン」の店ばかりだ。酒を飲むつもりがない時は、適当な店を探すのになかなか苦労したもんだ(酒を頼まなければいいのかもしれないが、あの酒臭さとタバコ臭さと、酔っ払いの雰囲気に触れずに静かに食べたい時も多かった)。

非常に残念だが一人飲みならともかく、仲間と酒を飲むと声が大きくなって唾が飛ぶので感染リスクが高くなる。今まで何度もそういう報道をしてきたのに、今更、居酒屋関係者や専門家でもない芸能人に「科学的根拠を示してほしい」なんて言わせている。どうかしてるぞ。

個人的な意見としては、「酒を出さない」条件でなら(山梨のような感染対策をした上で)深夜まで営業しても良いと思う。しかし、残念だが酒は現時点ではアウトだと思う。

あと、「店で飲めないから路上飲み」って・・・アル中じゃないですかね。家に着くまでアルコールが我慢ができない状態というのはアル中なので、それはそれで別の問題もあると思う。

私も元々飲酒していたし、美味しいお酒もあって、それもひとつの日本文化というのもわかる。だから、宅飲みは全然オッケー。でも、飲食店に対しては、やっぱり酒は出してほしくない。ただ、酒を出さない条件なら営業時間は伸ばしてもいいんじゃないかと思ってたりする。緊急事態宣言が5/11まで、から延長されるようだけど、5/12からはアルコールは出さないままで営業時間を22時とか23時まで伸ばすよう緩和してもらえるといいのではないか、と勝手に思っている。

 追記:

お酒について。宅飲みする際、せっかくだから普段飲まない高級なお酒にしましょうよ。お店で飲むよりも買った方が安いですよね。安酒やめましょう。最近、「ストロング系」に警鐘を鳴らす動画がたくさんでていますしね。

路上飲みなんてはしたない。そこまでして飲みたいのはアル中だけでしょ。コンビニで買って路上飲み、って考えてみると、そもそもコンビニで売ってる酒自体が安酒が多いよね。コンビニで安酒買って路上で飲むって、「私、アル中です」って言ってるようなものでみっともないですよ。家まで待てない、ってどうかしています。ちょっといい酒買って帰って家で飲みましょうよ。家で。風呂入って、ご飯食べてから、しゃべりたければオンラインでやればいいじゃないですか。

なお、いちおう「感染防止の必要がある」というのは前提で書いてます。「実は、対策は必要ない」という意見もありますが、ここでは考慮しません。

 

 

Saturday, April 17, 2021

NHKの語学番組再編について

 この春、NHKの語学番組が再編された。

正直なところ、地上波にしろBSにしろほとんど見ないので、昨今のサブスクと比べて受信料が割高に思えて仕方がない。ネットに課金するとかアホなことを言っている人もいるようだが、「国家として」必要な部分は最低限残して(ニュースと解説、国会中継、選挙、災害時の放送くらいか)国費で運営し、残りは有料のサブスクにしたらどうかと思ってしまう。

NHKの職員の立場で見れば、準公務員のような立場で高給をもらえる立場を脅かされたくはないだろう。しかし、そもそも「自分たちの存在意義は何か」「自分達が公共の立場でお金をいただける根拠は何か」を超えて事業を拡大したり、増やしたりしていいものか、常に考えておく必要がある。そのため、理事は全て公選によるべきだと思いますね。受信料一口あたり一票、とかで。

 それはともかく、私が受信料を(渋々納得して)払っている 根拠の一つは「良質な語学番組」にあったのだが、それが大きく質が下がって非常に残念に思っている。と、同時に、語学学習者として一つの光も見えた気もするので、それについて書いてみたい。

 まず、2021春の改悪ポイントについて、

  • 英語について、「実践ビジネス英語」がなくなって上級レベルの講座がなくなった
  • 中国語と韓国語について、中級レベルの「レベルアップシリーズ」がなくなった

この2つが大きい。NHKの語学番組は良質なコンテンツであるという評判が高く、国際的に活躍するビジネスマンの多くがお世話になってきたもので、日本人の国際化を支えてきた分野である。これを後退させるというのは、どういうことだろうか。伝統芸能はまだしも、お笑い番組やらドラマなんかよりもずっと「公共的には」意味があると思うが。

しかし、光も少し見えた。

  • この「実践ビジネス英語」は季刊のムックとして登場した

のだ。これは元々の視聴者である我々には事実上番組が継続するのに等しく、とてもありがたい措置だ(放送いらないじゃん、という話はおいといて)。この手が使えるのであれば、改悪・後退をかなりの程度緩和できそうな気もする。

  •  過去に放送した「レベルアップ中国語」「レベルアップ韓国語」などを、そのまま、または再編して季刊のムックとして出していく・・これで放送自体はなくなっても勉強が続けられる!
  • ネタが尽きると思うが、ネタが尽きたら、放送なしで新シリーズを作って出していくことだってできる。
  •  で、ここからなんだが、放送なし、で出せるんであれば・・今まで放送してなかった言語でも出せる、ということだから・・
    需要のありそうな他の言語、タイ語、インドネシア・マレー語、ベトナム語、ヒンディー語などでも出してみたらどうだろうか。
  • このように、学習者を「放送の枠の外側」でサポートすることができるのであれば、放送自体は薄くなっても良い。例えば、再放送は要らない。「聞き逃し」機能でネットで聴けるのだし。また、英語以外だと半年とか3ヶ月のタームで番組があるが、「通年で一枠」を必ずしも取らなくても良い。ある放送枠は、前期ベトナム語、後期タイ語、というのもあり。で、後日ムック本を出してもらえるなら、学習者としてはたとえ放送の時期に聞き逃しても後で勉強できる。
  •  先にも書いたがNHK語学番組のクオリティは高く、一流だ。だから出せばそれなりに需要があるんじゃないかと思う。
  • 書籍ではなく、季刊というのがミソ。番組派生で優れた書籍も出ているのは知っているが、学習者にとって書籍と雑誌は違う。「番組っぽく」なっていることが重要。
 
組織防衛に走って、納得感のない料金を無理矢理徴収することを考えるのではなく、「優れた番組」を作って、受信料の支払いを納得させて欲しいものだ。
 

Tuesday, February 9, 2021

JOC森会長だけ、が問題ではない

 JOC森会長の失言で大騒ぎになっている。「女性は話が長くなる」という事を言ったとのこと。

まあ、実際「女の話は長い」と思っている人は多いだろう。女性はいい気はしないだろうがそれでも「まあ、そうよね」と認める人は多いだろう。森会長は「正直」だっただけだ。それに彼が「女は話が長い」という感想を持つのは自由だ。Youtube見れば、「女性の話は延々とあった事をオチもなく話すだけ」「それを聞いてあげるのが夫や彼氏の仕事」なんてネタ大量に上がってる。女性の上司の下で働く場合、「途中で話の腰を折らずに最後まで我慢して話を聞く」事が強く勧められてもいる。別に森会長でなくても「女性の話は長い」と思っている人はたくさんいる。

ただし、失言であることは間違いない。公人として話すのであれば、ポリコレに引っかかるようなことは言ってはいけない。「本音と建前」をちゃんと使い分けて「建前」で話をしなければいけない。それはそういう立場の人なら当然だろう。

森氏を擁護する声が大きいのは、森氏が有能だからだと思われる。 元首相としての影響力もあるし、各界とのパイプもある。森氏だって(ご自身の名誉欲などもあるかもしれないが)奉仕の気持ちもあって責任を引き受けているはずだ。ただ、オリンピックは「美しい理念」があって開催されているものなので、開催国の責任者がその理念と相容れない事を言ったらお終いだ。開催する意義がなくなってしまう。

なので、辞任は仕方がないのかな、と思う。今まで開催に尽力してきた貢献については惜しいとは思うが、仕方がない。会長職は退いて後方支援に回るのが良いだろう。

 ここでボランティアの離脱が問題になっているのだが。森会長の発言はキッカケに過ぎないと思う。自分自身もそうなんだが、そもそも昨年の時点で「オリンピックは延期ではなく中止」すべきだと考えていた。そこで間延びしてしまったのと、「開催を強行」するように見えて嫌気が出てきたのが一点。それと、ボランティア、いろんな人がいる。定年後のやりがいのためにやっている人、はいいのだが、「学生最後の思い出として」「子供が受験モードに入る前の最後の機会」「仕事のプロジェクトのタイミング的にちょうどいいから」「ちょうど単身赴任で東京にいるから」参加している人だってたくさんいる。「1年延びると事情が変わってしまう」人だっているのだ。だから、「去年なら頑張れたけど、今年はどうしよう」って考えている人にとって、今回の森氏の発言は「やーめた!」と倒すきっかけになってしまった。あくまでも私の感想だけど、こういうコロナの状況でなければここまでの反応ではなかったと思う。

そこに二階氏の発言が火に油を注いだ。「また集めればいい」って。実務的にはまた集めるしかないのはその通りだろう。しかし、ボランティアって、基本的に無償で「気持ち」だけしかない。その気持ちを踏み躙る発言であることは間違いない。タダ働きの労働力と扱われるのがわかっていて、誰が「大会に貢献しよう」なんて思うのか。もちろんそれでもやる人はいるだろうけれど、「(元々の申し込みには間に合わなかったから、追加募集があるなら)興味あったけど、やっぱり止めよう」と思う人はかなり出るだろうと思うよ。

「本音と建前」という日本文化があるというが、実は「建前」が下手なだけだと思う。知りうる限り欧米人だって本音と建前はある。しかしながら、建前は建前の世界でちゃんと一貫するようにしている。発言と行動が建前の世界で一貫、完結するよう少なくとも努力している(だからポリコレに弱い面もあるだろうが)。 本音は言わない。日本のは実は「建前」が非常に薄くて方便レベルか取ってつけただけなので、一貫性に欠け本音が透けて見えてしまうからダメなのだろう。責任者、と言われる人は本音は見えないように建前でちゃんと話ができる人でないと、特にオリンピックのような国際的な場では通用しないと思ったりする。

 

スマホ2台持ちの場合、楽天はやっぱり「2回線目(副回線)」としてつかうのがよい、のか

スマホを2台持ち、3台持ちしている人もいるだろう。仕事、とか、用途で分ける、とか。

自分の場合、ここしばらくはiPhone8一本だったが、Androidとの2台持ちに移行しようとしている。で、ちょっと問題が発覚した。それはポイントカードだ。

PontaT-Point三井ショッピングなどのポイント系が片方でしか使えない。一方で使えるようにすると他方はログアウトされてしまう(?)ようだ。

さて、お店で使おう、と思った時に使えなかった場合、再度ログインする必要がある。ってことは・・電波が入っていなければならない。中には指定の電話番号にダイヤルする(T-Point)、なんてのもある。って、ことは、電波が入らないと使えないリスクがあるってことね。

ということは、2台に同じアプリ入れて、「今日はiPhone、明日はAndroid」と持ち歩くことを考えると、「楽天回線の方では繋がらずに、ポイントカードシステムが使えない」可能性がある。これは困る。となれば、ポイント系は片寄せざるを得ない。で、できれば、「いつでも繋がる方で」ないと。楽天の電波は、自分自身の生活圏で言えば、「ところどころ電波の弱いところがあるが、連絡手段として考えれば概ね支障ない」という感じだ。行きつけのショッピングモールでも、ぶらぶら歩いている分には問題ないが、ピンポイントでは入らない場所や圏外になる店がある。こと、支払いやポイントカードが絡むとそれだと困るな・・。

 結局、とてもつまらない理由で楽天を主回線として使うのはちょっと危ない、という結論になってしまった。でも、すでに主回線の番号を楽天にしてしまったので、自分自身はもうそれでいくけど、他の人には「楽天を主回線にする」のはおすすめできない状態となった。やっぱり多くのYoutuberが勧めているように副回線で使うのがよいのだろう。とりあえず今のところは。

それにしてもなかなか難しい。主回線を楽天にしたのは楽天LINKで通話無料に惹かれたから。仕事上の携帯で仕事関係者に公開している番号なので、通話回線=主回線で、それを無料にしようと思ったら楽天になった訳だ(だから新番号を取るのではなくMNPで移した)。電話はそう頻繁にする訳じゃないのだが、長い時は長いので無料がありがたい。

 楽天SIMを挿している端末はMotorola Moto G ProDSDS機なので非常用にMVNOとかのSIMを挿しとく手もなくはない。しかし、そのために一回線用意するのも躊躇がある。iPhoneで使っているauも挿せば動くのはわかっている(やってみた)が、この回線もどこへ移るか検討中(povoUQが有力)な上に、そしたらiPhoneの回線どうするの?という事にもなる。

悩ましいなぁ。

 


 

 

 

Monday, February 8, 2021

アンドロイド・エーユー

 まだ、iPhoneといえばソフトバンクしか売っていなかった頃。もう10年近く前ですが。嵐が出てきて、「アンドロイド・エーユー」っていうauのCMがありました。(YOUTUBE)

 懐かしい・・その頃、モトローラのタブレット(Motorola Xoom)持ってたなぁ。

ところで、Rakuten Unlimitを契約するにあたって、我が愛機iPhone8が非対応ということで苦慮しました。結局、久々にAndroid機を買うことにしました。(非公式に対応する方法を見つけたんですが、もう買った後だった)

ゲームも動画視聴も予定してないので、安くて多機能、で、Motorola Moto G Proとしました。 CPUがスナドラ655という事で、CPUはスペックやや低め。ただ、それ以外は十分な感じ。決め手はスタイラスペンとセキュリティーアップデート保証です。

実際にRakuten SIMを挿して使用。iPhone8と比べるとかなり大きくて重い、というのは仕方がない。使用感としては少しモッサリしているかな。iPhone8にも負けてるかも。ただ、電話とテザリング、メールとチャット、と用途が明確なんでまあいいかな、という感じ。

 スタイラスはよかった!。英語と中国語の辞書アプリを入れているんだけど、特に中国語の辞書を使う時に重宝しています。

セキュリティアップデートは「本当に来てるの?」という感じ。AndroidOneなので毎月アップデートされるのかと思っていたけど、そうでもないのか(ずっとセキュリティ日付が2020/9/1だった・・)。今日、まさにアップデートが来たので、まあ、いいのかもしれないけど。

 Android自身の使用感はいいです。あまり違和感なく使えます。iPhoneはiPhoneでシンプルで簡潔、それでいて高級感があって所有欲を満たしてくれる素晴らしいスマホですが、実用的にはこのMotoG+Androidだけでも十分事足ります・・。操作の洗練度もiOSに引けを取らないと思います。これでiPhoneSE(第二世代)よりも35,000円ほどと2割以上安いのでお得ですね。iPhoneから卒業することも考えられるかな・・・。

一応iPhone8はあと1年は使うつもりです。2ヶ月前にバッテリー交換したし、あと1年残債があってもったいないから。でも次はiPhoneにするかな・・・それとも、いいAndroid端末1台に集約してDSDSにしょうかな・・。もう主回線は楽天なので、副回線どうするかも含めてもうちょっと考えます。

 

 


Friday, February 5, 2021

IIJMIOはどう出るか

 大手携帯キャリア(DoCoMo, au, Softbank, (Rakutenも?))から新プランが出そろい、MVNOからも出始めている。日本通信マイネオJ:COMなどから新しいプランが出ている。

ところで、私は5年ほどIIJMIOのユーザなのでIIJMIOの次のプランには注目している。主回線と言うよりも副回線や副々回線で、主にWiFiルータや子供用の端末用に使っていた。最近あまり使ってはいないのだが・・。で、最近主回線を(SBから)楽天に移したところで、流れで見直しを考えていているわけだ。で、なかなかでないなぁ、と思っていたら2/24に発表とのこと。はたしてどんなプランになるのだろうか。

割合に保守的な会社だと思うので、他社の新プランにそのまま追随するんじゃないかと思われる。

個人的には高速モードナシのずっと1Mbps、みたいなプランが安くあるといいな、と思う。Povoは、ahamoから音声通話を外して2480円を実現していたけど、さらにそこから高速通信の20GBを削るんだ(低速モードの1Mbpsのみ、ということ)。用途はメールとSNSなど連絡用と、テザリングしてPCでブラウジングくらいするだろうが、ゲームや動画なし。

そうするとJ:COMの1980円プランが近い(10GBはつくがその後1Mbps)が、できればもう一声欲しい。なお、音声通話は外してもよく、SMSができればいいかな。

それにしてもMVNOは今後厳しいな。今までは大手キャリアのプランが高額だったので、「安い」事に意味があったが、大手キャリアがここまで安くしてくると「安い」だけでは難しかろう。ひたすらニッチなプランを作るしかない。

キャリアの方はどうだろうか。楽な戦いではないだろう。Rakutenのおかげでボロ儲けはできなくなるし、携帯ショップも淘汰の時代だ。PovoやAhamoといったネットプランでとりあえず本体の身は守れるが、ショップは大打撃。また「地域に窓口がある」という強みを失うのでジワジワ効いてくる。個人的には、近い将来携帯ショップはPCなども販売する地域の総合ITショップになっていくのだと思う。もう携帯だけでは食えないので。で、先には白物家電などにも範囲を広げたりして、既存の電気店や家具店などと合従連衡していくのかな、と思う。

 

Wednesday, February 3, 2021

飲食店の時短営業、って何のため?

 飲食店の営業を20時までにする、という時短営業をしているんだけど。そもそも「どうして飲食店?」という事を考えてないんだろうか。

 もともとは、

「アルコールを飲むと、

多弁なる上に、

無意識に声が大きくなって、

唾(エアロゾルとか)を飛ばしたりしやすくするから、

お酒を控えましょう」

じゃなかったのか?。マズいのはいわゆる「酒の席」「大勢での会食(お酒を伴うもの)」でしょ?。ラーメン屋や喫茶店、定食屋はお酒を出さなければはいいんじゃないの?。意味が分からないな。逆に、20時までは酒が飲めるのもオカシイと思う。

酒類の提供を中止せよ」でいいのではないか?。

酒を造っている会社さんには申し訳ないですが、宅呑みは自由。居酒屋さんや焼き鳥屋さんは酒を出さない業態に変えていくか、あるいは、ランチボックスにおつまみを詰めて缶ビールなどと一緒に宅配してほしい。

 追伸:「大声を出す」業態として、カラオケもあったね。酒の提供を止めた上で、カラオケスナックについては、カラオケのないスナックに(喫茶店?)。カラオケボックスについては、消毒・換気の上で営業し、グループは同居の家族に限るとか、カラオケ自体は止めるか(単なる個室!)。だろうか。

 

 

 


Sunday, January 31, 2021

楽天UNLIMIT-VIは高度に戦略的な料金プラン

 楽天Unlimit VIが発表された。神プラン、と言われているが、無制限2980円のラインは維持されている。2480円とか、1980円を期待した人が多かっただろうが、楽天はあえて2980円を維持した。
ふとひらいめた。「おお、なるほど!」と。楽天は非常に戦略的にこの価格を出してきている。

まず、この料金プランは段階的だ。使えば2980円になるが、利用量が少なければ1980円とか980円だ。しかし、今のところ「20GBでストップ」「(自社回線については)低速モード」などの機能はなく、際限なく使えてしまう。これが#1。
そして、多くのYoutuberが「副回線」としての利用をお勧めしている。つまり、主回線をAhamoやPovoにして、副回線として楽天を使用する事を推奨している。これが#2。

するとどうなるか。2回線もちの人は、まず主回線のデータを消費しようとする。料金を抑えようとするなら、楽天の方はデータ消費を抑える事を考えるから。うっかり消費しすぎると料金が発生するから。すると、楽天は回線を増やしてもインターネット設備の増強ペースを抑えられるので、その分、基地局の投資に回す事ができる。一部のヘビーユーザーは楽天回線を主に使うだろうが、それ以外は主回線に流れる、という算段だろう。これを、例えば2480円とか1980円の定額だとそうはいかない。ユーザから見るとどちらを使っても同じならそれなりに使う。楽天は段階的料金で「トラヒック(インターネット設備負担)の軽減」を狙っていると思われるのだ。

例えばUQのプランで考えてみる。
UQくりこしプランSを主回線だとする。1480円。3GBまでなら、楽天0円で1480円(UQの3Gを使うだけ)。
5GBなら、どうだろう。3GBまではUQ。5GBまで使おうと思うと+1000円で2480円になる。超過分2GBなので楽天は980円だから、合計2460円でほぼ同額(20円差)。
10GBなら、どうだろう。UQならプランRの2480円だが、楽天だと1980円プラスでUQ(プランS)と合わせて合計3460円になる。UQ回線使った方が安い。
20GBなら。UQならプランLの3480円。楽天だと10GBと同じで3480円で同程度。
で、それ以上なら楽天の方が安い。

主回線がPovoやAhamoならこうやって比べるまでもなく、誰もがPovoやAhamoの容量を使い切るまではそちらを使って、不足分だけを楽天で補おうとするだろう。


つまり、楽天は単独で使えば安いのだが、主回線と組み合わせると20GBまでなら(楽天ではない)主回線を主に使った方が安くになるように料金設定されている。それにより、「大盤振る舞い」に見えて、実は「自社のデータ回線があまり使われない」ようになっている。これによって、次の効果がある。

  • 「繋がりにくい」ため、副回線としてしか使用されない
  • が、料金が魅力なので、データをあまり消費しないユーザを多く獲得できる
  • 繋がりやすくなって主回線として利用されるようになれば自動的にahamoと同じ料金が取れるし、繋がりにくく副回線のままなら(トラヒックがpovoやahamoに流れるので)利用を抑えられるので設備投資が少なくて済む
  • auパートナー回線が5GBしかないが、副回線で使う人は文句は言わない。(文句言うのは携帯オタクだけ)
  •  つまり、基地局建設が遅れても、プラチナバンドが取れなくてもダメージ(設備負担)が少なく、さらに、使わなければ無料なので解約もされない。一方で、順調に進めば料金が自動的に増える。

 

自社が「繋がりにくい」という評判やahamoやpovoの料金体系を逆手に取った料金プラン。確かにこれなら、2980円を値下げする必要はない。天晴れというほかない。


Sunday, January 24, 2021

携帯電話の乗り換え(MNP)を初めてやった

 携帯電話を使って20年以上経つ。スマホにしてからもそれなりに(最初のスマホはiPhone4S)経つ。携帯会社は、最初はツーカーセルラー、で、DoCoMo (iMode機)、その後 は長らくauを使ってきた。IDO、だったころから。後、割と最近だが、それでも何年かは仕事用にソフトバンクも使ってきた。エリア的には弱いのだが、契約当時は「ホワイトプラン」というのがあってソフトバンク同士の通話が無料だったから(社内で社員間での通話が多かったので)。

 さて、携帯歴は長いのだが「ナンバーポータビリティー」(電話番号を保持したまま電話会社を変更する)は使ったことがなかった。以前考えたことはあるのだが、当時は「転入と転出の間の店を往復する?」ような事が必要で面倒に感じたし、「転入と転出の間のタイムラグ」も気になった(単に無知なだけだったかもしれないが)。また、3大キャリア間の料金競争だって、最終的には似た水準に落ち着くのがわかっていたので(手数料がかかるし)乗り換えるメリットもそれほどないとも思っていた。

その後、格安SIMが登場したが通話放題のプランがなかなか出ずに検討の対象外だった。 仕事柄通話が多かったので。

さて、ここへきてahamoだ、Povoだと魅力的なプランが出てきたので、これを機に見直しをした。主に使っているソフトバンクも最初は料金的なメリットで契約したし、当時はDoCoMoやauに比べてなかなかアグレッシブな料金を出している印象だった。が、スマホになってからは「安い」印象は無くなった。最近はすっかり追いつかれてしまって守勢に立っている印象。今ではエリアの弱さだけ目立つ(auだと入るところでSBが入らない、あるいはアンテナの本数が少ないところは結構あるー不便を感じるほどではないが)。これらのプランはまだスタートしてしないし、まだ変わる可能性があるが、良い機会だと思った。

さて、手始めに仕事用の携帯をMNPした。SBからRakutenに。Rakutenはまだエリアが狭くリスクが高いと言われるのだが、それはツーカー(上記)で経験済みだし、プラチナバンドを得る前のソフトバンクだって散々言われたものだ。ただ、自宅や主な生活圏がエリアに入るかどうかだけは結構ちゃんと調べた。方法はこちら。手持ちのiPhoneの設定メニューから調べられる。

 MNPによる電話会社の変更は「拍子抜けするほど」簡単だった

 ステップはたったの4つ。

1. 転出元の電話会社のサイトのマイページにて、SIMロック解除を行う(SIMフリー機の人は対象外だけど、携帯会社の契約で買った人はこの手続きが必要)

2. 転出元の電話会社のサイトのマイページからMNPの転出の手続きをしてMNP転出番号を発行してもらう

3. 転入先の電話会社のサイトで新規申込。その際MNP転入を選んで#1の番号を添える

4. (今回は物理SIMを発行してもらった)SIMカードが届いたら、転出先電話会社のサイトで「転入手続き」を開始する。少し待つ(私の場合、ものの数分)と、旧SIMカードで電波を掴まなくなり(それまでは使える)るので、新SIMに差し替える。すると、転入先の電話回線でのサービスが始まる。

あとは、必要に応じてAPN設定(やプロファイルのダウンロード)やらSIMの返却があるが、想像以上に簡単だった。それに、転出と転入の間に空白期間ができるのではないか?と心配したが、それもほぼなかった(心配な人は転入手続きを夕方やればいいと思う)。注意点は、MNP転出番号には有効期限があるので、転出したらすぐ転入するのがよい、ということくらいか。

 あとは、MNP 転出の手続きをすると「あの値引きもなくなるよ」「このメリットもなくなるよ」と引き留めのメッセージが大量に出てくるが・・。まあ、納得すれば残れば良いが、決めているならサクサクと進めよう。プランによっては解約手数料やら、手持ちのスマホの残債などの問題が出るかもしれないので、その辺は要注意。

 

話は変わるが、昨日、某大手カメラ店の携帯コーナーを覗いてみた。多くの人が相談カウンターにいて、賑わっていた。年寄りばかりじゃなく、中年くらいの人も多くいた。AhamoやPovoが出ても、自力で乗り換えられない人もたくさんいるんだろうな、と思った。自分自身もそうだが、やってみたことがないと、なかなか難しいのかもしれない、な。

2021.1.27追記:近所やよく行くショッピングセンターなどに持ち歩いてみた。基本的に不自由ない程度には電波が入る。ただ、プラチナバンドではないせいか、道を歩いていても電波強度の変動が大きいように思う。DoCoMoやauだとずっとフルにアンテナ立っている印象だが、楽天だと大きく増減する。圏外になることは少ない。

大手3社から料金プランが出揃ってきたところで、明後日楽天からも料金プランの発表があるらしい。個人的には現行のUnlimit-V(2980円)でも十分アリなのでキープのつもり(1年後だけど)。SBからMNPしただけでかなり下がっている(約5500円->2980円)し、使い方を考えれば最安値は他にもあるだろうが、何も気にせず定額なのが良い。仕事の都合で、通話量もデータ量も変動が大きい(ない月は全然ないが、ある時は多い)ので気にせずに安価に使えるのはありがたい。とはいえ、Povoあたりに乗り換え検討する人も多いと思うので、1980円とか2480円プラン出るかな?と思ってます。単純に値下げしてくれたら嬉しいけど、 20-30GBとかの制限付でも安価なプランが出るのも、また、アリだとは思います。いずれにしても発表を待ちましょう!。