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Sunday, November 28, 2021

第104回中国語検定2級受験

 第104回中国語検定(2級)を受験してきました。

 まあ、ダメでしたが、今後の学習のために「ダメだったところ」を記しておきたいと思います。

 まずリスニングですが、以前3級を受けた時よりも「部分的に聞き取れる」ところは増えていて、なので長文のところは「何の話題で」「だいたいどんな内容のことを言っているのか」はわかります。が、「いつ、だれが、どこで、なにを、どうした」というのまで正確には聞き取れないので、結局設問には答えられないのですが。 また、「問に対して適切な答えを選ぶ」のも、「何を聞かれているか」までわからないので、選べない。

まあ、3級を受けた時よりも進歩していることは実感できたけれど、でも答えられなかった。

 筆記試験も、同じような物で、「何について書かれているか」はぼんやりとわかり、ところどころはハッキリわかるのだけれど、設問には答えられない。うむ。

全般に語彙力の不足もあって、「ぼんやりと回答を選んで」も、選択肢の中に知らない単語が出てきているとそれに引きずられて確信が揺らぐ、とかね。

例えて言うと、言語の理解ってジグソーパズルだと思うんですね。相手の言葉が全部の絵だとすると、ネイティブじゃないし100%はわからない。でも80,90%わかれば残りは推測して全体の絵を理解できるからコミュニケーションに支障はない。ただ、私の中国語はこの2級の問題に対して30とか50%の感触で、推測しても全体の絵がまだわからない状態。これを埋められて、7割、8割わかるようになれば、ぐっと伸びるはず。

違うたとえで言えば、濃い「すりガラス」を通して風景を見ているというか。3級の時もそうだけど、学習していくと白いのが薄くなって向こうがどんどん見えてくるようになる。そんな感じとでもいうか。

今後については、

リスニングスピードはいい(ゆっくり読んでもらえる)のだが、やはり、語彙不足でわからないところが多いので、語彙増強と文章慣れ、するしかないかと思う。今までのやり方は間違ってはなかったんだけれど、量が足りなかったんだろうと。

 NHKの昔のレベルアップ講座の音声使ってやってみてはいるのだが、デクテーションを一冊やっただけなので続けて何冊かやって(あるいは別の本でも)確実に理解できるようにする必要があると思った。今後も継続して取り組んでいきたいと思う。

感想だけれど、3級は試験で途中退席する人が多かった。自分自身も途中退席した。でもね。2級はほとんどいない(前の席だったので後ろは見えないのだけれど、雰囲気で)。自分の横やすぐ近くで途中で席を立つ雰囲気はなかった。やっぱり問題量が多いんだろうなぁ。ちなみに自分も終了数分前までずっとやってた(10分前からは退席できない)。

難易度について。問題の難易度を見ると「2級合格」レベルであれば(あれが理解出来たら)、特殊な語彙の部分を除けば駅や空港のアナウンスを聞きとったり、標準的で丁寧な話し方の会話を理解できそう。また、文章も基本的な語彙で書かれた平易な内容のものであれば理解できそう。ただ、実務レベル(明日出張に行って一人で打合せできるレベル)ではないだろう。それでも2級レベルに達すれば「誰かペラペラの人の補助があれば」対応は可能だと思われる。英語からの推測ではあるんだけれども。

いずれにしても、次、がんばろ。 

2021.12.26追記

先週だったかな。結果が返ってきた。得点率は筆記 49%、リスニング50%。まだまだ、ということで。