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Wednesday, August 7, 2013

飛行機のフリクエント・フライヤー・プログラム

本エントリは全面的に書き直しました(リンクをクリック)。

 (こちらの記事は前のまま置いときます)

 

今やほとんどの人が航空会社のマイルカードを持っていると思う。何しろ、何にでもついてる(笑。今年はたまたま出張が多い事があり、全日空のお得意様メンバーになる事を目指してみようと思う。

さて、仕組みを学ぼうと思ったが、なんだか不思議なシステムだ。

全日空の場合、まずは、ANAマイレージクラブに入会。一定の基準に達すると「ANAプレミアムメンバー」となる。これになるには(マイルではなく)、1月~12月の1年間でプレミアムポイントを貯めなければならない。実績に応じて、ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドと認定され、翌年の4月~3月の1年間、ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーとしてのサービスを受けられる、というもの。
ここで一つ留意するのは、プラチナメンバー以上の場合、「スーパーフライヤーズ」になる資格ができ、これになると、永年プラチナ相当の待遇を受けられる。スターアライアンスのゴールドメンバーの資格が付帯され、加盟航空会社のビジネスラウンジが使えるので、非常に利便性が高い。スーパーフライヤーズになるには、専用のクレジットカードを作り、会員資格の維持のためにはそれをずっと更新する事になる。

となると、頻繁に飛行機に乗る人の一つの基準は「プラチナの基準に達するか」という事になる。 例えば、羽田-伊丹を往復する場合、(普通運賃やシャトル往復の場合)片道960ポイントになるので、約52回の搭乗(26往復)が基準になる。ま、隔週で乗っているような感じだろうか。Web見てると、みんな「その1年で基準に達する」ために積極的に飛行機に乗ることを「修行」と言っているみたいだ。そして、私も修行中(修行僧)というわけだな。(*狭義では、自費でのポイント稼ぎを修行という使い方をするみたいだ。「前回は出張だったが、今回は修行で」という風に使う)

JALの場合も仕組みはだいたい同じ。一般のマイルプログラムがJMB(JALマイレージ・バンク)で、ANAのプレミアム・メンバー・サービスがFLYONプログラム。これにはダイヤモンド、サファイア、クリスタル、がある。まずは、この「サファイア」がANAのプラチナに相当し、このステータスを取るのが目標になる。達成目標も似ていて、FLYONポイントが50000ポイント。更にJALの場合、50搭乗でも可、ということは特割でもいい、って事かしら(ただ、某JGC会員によると、この規定は廃止されるのでは?、と予想していた。那覇-宮古などの短距離線往復を繰り返して基準に到達する修行僧がいるため)?。JALはワン・ワールド加盟なので、ダイヤモンドメンバーはワン・ワールドのエメラルド、サファイアメンバーはサファイアのステータスも付帯される。
さてめでたくサファイアに到達したら、ANAスーパーフライヤーズに相当するJGC(JAL GLOBAL CLUB)に加入できる。 JGCは、ANAのスーパーフライヤーズと同じで、クレジットカードを作り、更新し続ければJMBサファイア相当の待遇が永年受け続けられる、というもの。
ANAと違うのは、サファイアとダイヤモンドの間に「プレミア」ってのがあって、一定基準を超えていれば、ワン・ワールドでのステータスがエメラルドになる、というプログラムがある。ただし、毎年は更新できない。

修行するとなると、どちらかに固めて乗る事になるので、「どっちがいい?」は気になるところだが、ネット上ではANA派とJAL派が熱い戦いを繰り広げているので、参考になると思う。(両方持っている人も結構いますね。私は多分無理ですが。)

まとめると(2013現在):
ANAの場合
  • マイルプログラムは、ANAマイレージクラブ
  • ためるのはプレミアム・ポイント
  • 基準達成の上位会員は上から、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ
    (ビジネスラウンジが使えるのはプラチナ以上で、ダイヤモンドとプラチナにはスターアライアンスのゴールド、ブロンズにはシルバーが付く)
  • プラチナ以上はクレジットカードを作れば「スーパーフライヤーズ」になれ、プラチナ相当のステータスを維持できる。=>目指すのはプラチナ
JALの場合
  • マイルプログラムは、JMB(JALマイレージバンク)
  • ためるのはFLY ONポイント
  • 基準達成の上位会員は上から、ダイヤモンド、サファイア、クリスタル
    (ビジネスラウンジが使えるのはサファイア以上で、ダイヤモンドにはワン・ワールドのエメラルド、サファイアとクリスタルにはワン・ワールドのサファイアが付く)
  • サファイア以上はクレジットカードを作れば「JALグローバルクラブ・メンバー」になれ、サファイア相当のステータスを維持できる。=>目指すのはサファイア
  •  ダイアモンドとサファイアの間に「JGCプレミア」ってのがあって、JALグローバル・クラブメンバー限定だが、JALとしてはサファイア、ワンワールドとしてはエメラルド、というダイアモンドとサファイアの中間的なステータスがある。ただし1年限定。
  •  
だいたい、分かった気がする。
今後、だんだんと取得が(人によっては)難しくなるので、今頑張ろう、というところか。
例えば、北陸新幹線が開通すると、東京から富山、金沢の北陸出張が新幹線になる。或いはリニアが開通すると羽田-伊丹は飛行機の選択肢が取りにくくなる。東京と札幌や福岡を往復する人は影響ないかもだけど、東京-大阪の飛行でポイントを稼いでいる人には苦しくなるな。


2013.8.29追記
追加で考えている。スーパーフライヤーズやJGCのメリットって何だろうって。「マイルをためる、マイラー」にはメリットがあるね。私の場合、「空港のラウンジ」だと思ってたんだけど・・・考えてみれば、代替手段は結構あって、思ったほどのメリットはない?。

1. 海外、成田/羽田国際線の空港ラウンジ:クレジットカードのプラチナクラスに付いている「プライオリティ・パス」を使うとエアラインのラウンジが使えたりする。となると、これでいい?。確かにプラチナカードでなくても使えるのはいいけど・・・。

2. 国内空港ラウンジ:クレジットカードのゴールドクラスにはカードラウンジを使う権利が付いている。エアラインのラウンジではないが、それなりに使える。

3. となると、特典は「国内のエアライン・ラウンジ」だけになる。 しかしこれも、JALカードやANAカードのプラチナクラスになると使えたりするな。会費は高いけど。

うーむ。どなかたのプラチナ達成元修行僧のサイトに「残ったのは自己満足だけ」と書かれていたのがなんか分かるような気が・・・。

【用語:上の内容とかぶるが、整理してみる】
【ANA編】
ANAマイレージ・クラブ・・全日空のマイレージプログラム
ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ・・ANAマイレージ・クラブのランク。あこがれのエアライン・ラウンジを自由に使えるのはプラチナ以上。
スーパーフライヤーズ・・ANAのカード・ホルダーに与えられる終身(?)のお得意様メンバーステータス。カードを保持する限り、プラチナ相当(ラウンジが使える)のサービスをずっと受けられる。メンバーになるには、一度はプラチナに到達する必要がある。そして、プラチナの有効期間中(取得~翌年の三月、と翌年の1年)にスーパーフライヤーズに加入申請する。スーパーフライヤーズカードを、SFCと略して記す人が多い。
プレミアムポイント・・ANAマイレージ・クラブにおいて、マイルとは別に計算されるポイント。基本、搭乗しないと付かないので、いわゆる陸(おか)マイラー(飛行機に乗らず、ショッピングなどでマイルを稼ぐ人) ではポイントが付かない。また、ポイントは1月から12月の1年計算で、翌年に持ち越せないので、「その1年」でポイントを稼ぐ必要がある。お得意様のランクを得るには、このプレミアムポイントをためなければならない。30,000でブロンズ、50,000でプラチナ、100,000でダイヤモンドに到達する。
スター・アライアンス(スタアラ)・・ユナイテッド航空やルフトハンザが加盟するグループ。スーパーフライヤーズになると、スターアライアンスのGOLDメンバーのステータスも得られる。
スーパーフライヤーズ・カード(SFC)・・スーパーフライヤーズのメンバーカード。クレジットカードなのでカードの審査がある。カード審査に落とされてしまうと、その間にスーパーフライヤーズになる資格を失効する可能性もある。それを避けるために先にANAカードで実績を作って切り替えるようにした方がよい、というアドバイスが多く見られる。ANAカードは年会費2100円の一般カードからあるが、スーパーフライヤーズは一番安いカードでも年1万円越えとなる。

 【JAL編】
JALマイレージ・バンク・・日本航空のマイレージプログラム
ダイヤモンド、サファイア、クリスタル・・JALマイレージ・バンクのランク。あこがれのエアライン・ラウンジを自由に使えるのはサファイア以上。
JALグローバル・クラブ(JGC)・・JALのカード・ホルダーに与えられる終身(?)のお得意様メンバー・ステータス。カードを保持する限り、サファイア相当(ラウンジが使える)のサービスをずっと受けられる。メンバーになるには、一度はサファイアに到達する必要がある。そして、サファイアの有効期間中(取得~翌年の三月、と翌年の1年)にJGCに加入申請する。
FLYON(フライオン)ポイント・・JALマイレージ・バンクにおいて、マイルとは別に計算されるポイント。基本、搭乗しないと付かないので、いわゆる陸(お か)マイラー(飛行機に乗らず、ショッピングなどでマイルを稼ぐ人) ではポイントが付かない。また、ポイントは1月から12月の1年計算で、翌年に持ち越せないので、「その1年」でポイントを稼ぐ必要がある。お得意様のランクを得るには、このFLYONポイントをためなければならない。30,000でクリスタル、50,000でサファイア、100,000でダイヤモンドに到達する。
ワン・ワールド・・・アメリカン航空や英国航空などが加盟するグループ。JGCになると、ワン・ワールドのサファイア(上から2番目)のステータスが付く。ちなみに最上位はエメラルド。前出のスタアラに加えて、デルタ航空、エール・フランス、アリタリアなどが中心になっているスカイ・チームをあわせ、主要な航空会社のグループは世界で3つとなっている。このうち、日本にはスカイ・チームに加盟している航空会社がない(以前は、日本エアシステムが加盟していたが日本航空との合併によってなくなった)。
JGCカード ・・JGCのメンバーカード。クレジットカードなのでカードの 審査がある。カード審査に落とされてしまうと、その間にJGCになる資格を失効する可能性もある。それを避けるために先にJALカードで実 績を作って切り替えるようにした方がよい、というアドバイスが多く見られる。JALカードは年会費2100円の一般カードからあるが、JGCカードは一番安いカードでも年1万円越えとなる。
JALゴーマンズ・クラブ・・ JGC会員のうち、グランド・スタッフやキャビン・アテンダントに「俺はお得意様だ!」と特別待遇を要求したり、無理難題をふっかける人たちを揶揄する悪口。


【その他】
修行(しゅぎょう)・・スーパーフライヤーズやJGCのステータスを目指して飛行機に乗る事。目指すは、全日空のプラチナ、もしくは、日本航空のサファイアである。狭義では、自費で乗ることを指す。修行は毎年1月~12月の1年単位なので、「今年は修行する」と決めたら、その年は集中して飛行機を使う事になる。
修行僧(しゅぎょうそう・・修行している人。特にJALの場合、FLYONポイント以外に「搭乗回数」でサファイア資格に達する制度もある(2013年度現在)ので、短距離線を繰り返し搭乗して搭乗回数を稼ぐ修行僧もいる。女性は「尼(あま)」というらしい。
解脱(げだつ)・・見事50,000ポイントを獲得し、プラチナまたはサファイアの資格に達する事。
陸マイラー(おかまいらー)・・飛行機に乗るのではなく、エアライン系のクレジットカードで、物品購入などの支払いでマイル(ショッピング・マイル)を貯める人。マイルは貯まるが、ポイントには影響しないので、エアラインのステータスは持てない。
ダブルホルダー(だぶるほるだー)・・ SFCとJGCの両方のステータスを持っている人。結構いるらしい。
亀タグ(かめたぐ)・・ JGCのメンバーで、JALのライフタイム・マイル(生涯マイル)が25万マイルとか、50万マイルになると贈られる、バッグにつけるタグ。六角形で亀の甲羅様なので亀タグという。もちろん、ランクがある。ANAの場合は角タグ(かくたぐ)というらしい。これはJGCやSFCのメンバーの中でも選りすぐりの優良顧客である事を示している。上記の通りダブルホルダーが結構いるので、ANAラウンジで亀タグを見かけたり、JALラウンジで角タグを目撃することも珍しくないようだ。100万マイルになると「ミリオン・マイラー
」と言って豪華なタグになるらしい。


ちなみに、仕事で搭乗する事を考えた場合、

ANAで東京羽田 <-> 大阪伊丹 間を往復する、と考えた場合、

普通運賃で、片道(280マイルx2 + 搭乗400) 960ポイントですから、往復 1920ポイントとなります。
これを50,000で割ると、26.0416ですから、26往復(とちょっと)になります。一年は52週間ちょっとですから、プラチナに到達するためには、

「東京<->大阪を、隔週ペース以上で往復する」

必要があります。これ、結構大変ですね。GWも夏休みも正月も含めた平均ですから、実際には、「都合で乗らない週もあるけど、だいたい毎週」の感覚で乗る必要があるわけです。ちなみに、27往復を「シャトル往復料金(17700円/片道)(ポイントは普通と同じ)」で乗ると、955,800円と、100万円近い金額になります。特割だと安くなりますが、ポイントも減りますし、何より特割は便の変更ができないので、仕事で乗るには不便です。

同様に、東京羽田 <-> 札幌千歳 の区間で言うと、片道(510マイルx2 + 搭乗400) 1420ポイント。往復で2840ポイント。18往復になります。これも、ならして、「月1.5回の往復」ですから、「だいたい、GWやらお盆やら除いて、月に2往復」というペースです。往復運賃(30,870円/片道)で18往復すると、1,111,320円で、100万円超えます。


更に悪のりして、東京羽田 <-> 福岡 の区間で言うと、片道(567マイルx2 + 搭乗400) 1534ポイント。往復で3068ポイント。17往復になります。これも、ならして、「月1.5回の往復」ですから、「だいたい、GWやらお盆やら除い て、月に2往復」というペースです。往復運賃(33,470円/片道)で18往復すると、1,137,980円で、やっぱり100万円超えます。


ちょっと趣味でやるには、お金がかかりますね。もちろん、自腹の修行僧は、効率のいいポイント稼ぎをするわけですが・・・それでも、何十万円もかかる事には変わりないですから・・・。

【おまけ】2013/9/14追記
スカイチームのステータスを取るには

上記の通り、スカイチームはデルタ航空、エールフランス、アリタリア、大韓航空などが加盟するが日本に参加エアラインがなく、縁の薄いと思われている勢力だ。

もちろんだけど、デルタなどのスカイチームのエアラインに乗りまくればステータスを得られるのだが・・・なんと日本には特別に近道が用意されているそうだ。それが、デルタ・アメリカンエクスプレスのゴールドカードを作ること。そうすると普通なら飛行機に乗って搭乗実績を作らないともらえない「ゴールド・メダリオン」のステータスをゲットでき、デルタやスカイチームのラウンジも使えるというのだ。

1)調べてみると、確かに書いてある。(空港ラウンジのところ)
2)ゴールドでなければダメで平カードはダメ(記載がない。平カードではスカイチームラウンジなどの記載がない)
3)他のスカイマイル提携カード1:CITIーVISAゴールドまたはダイナーズでは、スカイチームラウンジやメダリオンの記載はないが、デルタスカイクラブラウンジを使えるようだ(年3回)。プラチナでは6回
4) 他のスカイマイル提携カード2:JCBカードでは、関係しそうな記載はない。
 5)評判をググって見ると、悪評を書いてる人はラウンジの使い方を誤解している人のようで(スカイチーム以外のエアラインの搭乗券で入ろうとしたり・・)、ちゃんと使えるようだ
6)日本にはスカイチーム参加のエアラインがないという事情で特別にオファーされているプログラムらしく、米国、韓国や中国 にはこのようなプログラムはオファーされていないようだ

という訳で、どうやら修行しなくてもスカイチーム上級会員になれるのは、アメックスだけのようだが、手段が用意されている訳だ。デルタなどスカイチーム加盟エアラインに元々よく乗る人にはアリの選択だと思うな。或いは、出張で時々海外に行くが、頻度がそれほどでもなく(搭乗実績では上級会員に手が届かない程度)、かつエコノミー利用の人など。その場合、ANAやJALで修行しなくても一気に上級会員扱いを受けられる訳で、デルタにするメリットがあるな。毎年、ハワイやグァム、サイパンに行く人も、デルタを選択すればラウンジが使える(もっとも、みんなが作ったら夏休みは混むだろうが・・)。もはやプライオリティパスが要らないわけだ。考えてみれば結構お得なカードかも知れない。

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