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Wednesday, June 10, 2020

高校受験:Fラン大はやめとけ、理系行けないなら定時制か通信制にしろ

先日、アフター・コロナの展望から理系の大学をお勧めした。しかし、理系の大学は学費が高いな。いけない人もいるだろう。

前に書いた通りで、今後文系で価値があるのはそれなりのブランド校だけだ。底辺大学に大金を払っても価値はない。嘘ではない。今でも価値はない。
よく皆が目にする統計。「大卒の平均と高卒の平均の生涯年収を比較したもの」。大卒の方が高卒よりも生涯年収が多い、というやつ。あれが嘘っぱちだ。底辺大学に行って「大卒の平均」なんか稼げるわけがない。も一回こっちのリンクを見よ。 だから、「とりあえず大学にいっといた方がいい」なんて嘘だ。
 どの辺が境界線かは難しいところだが、おそらく、ニッコマとそれ以下の間くらいに線が引かれる。つまりニッコマ未満では「大卒」の意味があまりなくなってしまう。

でも、だからと言って高卒はイヤ、という人も多いだろう。一応「大卒」の肩書も欲しかったりもする。海外で働くにしても、ビザで学位の要件が必要な場合もある。でも普通に考えたら400万円まで投じる価値はない。 じゃあどうする。

普通のFランに行くくらいなら、定時制か通信制の大学で学位を取れ

一つの選択肢は「定時制大学」だ。多くの大学で学費は全日制(昼間)の半分だ。講義は夕方からなので、昼間はフルタイムで働く事だって可能だ。なんと昼間働けば学費が稼げてしまう、となれば、「奨学金(学生ローン)」を背負わなくてもいいのだ。全日制と比べて差別的に扱われる事が稀にあるが、それはFラン大だって同じ事。同じ大学の全日制に比べて入学しやすい上、通常は「夜間コースだ」とは成績証明や卒業証明には書かれない(学校による)ので、お得だ。もちろん正規の学士号を取得できる。

もう一つの選択肢は「通信制大学」だ。これは定時制よりもさらに安い学費で学士号を取得できる。家で勉強をちゃんと自習できるか、というところがキーポイントだが、それさえクリアできればコスパは最強だ。例えば「放送大学」では学士号の取得まで、たったの70万円ほどだそうだ。こちらも稼ぎながら学士号を得られるので、親に負担をかける事もなく大卒になれる。

もちろん、社会に出て不利になる事がゼロってわけではない。なぜか全日制のFラン大生に「定時制、通信制」ということでマウントされるかもしれない。しかし、それは逆転可能だ。「浮いたお金をうまく使えばいい」のだ。

安い学費で大学教育を受けられる。そしてその分お金が浮く。浮いたお金で、セブ島に英語留学行ったり、オンライン英会話やったり、外国語学校に通ったり、簿記の資格取ったりして勉強すれば競争力がつく。たとえ大学名がいまいちでも、履歴書に「TOEIC800点」って書いてあったら面接まで辿り着ける可能性が高い。
はっきり書くが、マーチ未満の大学を見て「どこがどこよりも頭がいい」などとは誰も思わない(本人たち除く)。頭の良さ、はマーチまで。成成明学日東駒専、産近甲龍は「大学」とは認められているが「頭がいい」とは思われない。ここまでが「大学」のボトムでそれ未満だと「ああ、勉強は苦手だったのね」になってしまう。そういうところに進学しても「大卒」としての知見も知力は誰からも期待されない。それなら、大卒は「資格」と割り切って安価に資格を取って、差額のお金を能力開発に使った方がいい。


面接まで行ければいい。「働きながら苦労して学位を取った」話をしてやればいい。遊んでた連中とは大きな差がつく。 「努力家」というイメージだってつく。会社は確かに頭がいい人間も欲しいが、そればかりでなく、真面目でコツコツとめげずに努力するやつも欲しいのだ。もちろん、東大や旧帝や早慶の奴らにはそれでも敵いっこないだろう。でも、ニッコマくらいの相手なら十分対等に勝負できる。マーチでも遊んでばかりのやつには勝てるかもしれないくらいだ。

どうだろう。学生ローン組んで底辺大学行くよりもいいとは思わないか?。

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