iPadやAndroidの弱点の一つに「シングルユーザ」である事があげられる。基本的に、誰かひとりが使う想定になっている。だから、某社のタブレットのコマーシャルでは家族でタブレットを貸し借りして共用しているが、そういう使い方は元々想定していない。「誰かひとりが使う」ために作られているのだ。
Androidは新バージョンの4.2でマルチユーザを搭載してきた。目玉の機能の一つがこのマルチユーザだ。個人的にはそんな簡単にマルチユーザは実現できないだろうと思っていたが、元がLinuxでカーネルはOKだったということで・・・。なにしろ、家庭での利用を考えた際、マルチユーザは重要な機能になる。家族間で端末を共用するのに必須の機能だからだ。タブレットは当初「パーソナルな情報端末」と考えられてきたし、そういう家族もあるだろうが、一台数万円もする端末な訳で「一人一台」に合理性を見いだせない場合もあるだろう。
注目はアップルだ。個人的にはiPadはマルチユーザ対応を望む・・(iPhoneはシングルでもいいけど、同じiOSなんで片方だけは無理かな?)。一人一台買い与える予定はないので・・・。
4.2の使用レポートがimpress watchに掲載されています。
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